文房具

ボールペンの替芯は、自分で購入して試すのが良いという話(芯だけでもOK)

筆記具の販売店さんのサイトで、カランダッシュのゴリアット(Goliath)芯のレビューしているサイトを見かけました。

キレイに纏められているのに感心したのですが、ユーザーであるヒツジ執事には全く役に立ちませんでした。

そこで今回は、「替え芯(リフィル)だけを購入して、書き味を試す方法」を紹介してみたいと思います。

中途半端は意味がない

私の知人の殆ど100%は事務用ボールペンで満足しています。そういう人は替え芯(リフィル)が何であっても気にならないでしょう。

替え芯が気になる人は、インクの濃さだとか、書き味が気になる方だと思います。

もちろん経年変化などはありますけど、ボールペンの替え芯はメーカーさんの努力によって、均一な品質で製造されています。しかし、その替え芯は様々な紙に、さまざまな角度や筆圧で書き込まれます。

これを幾つかの例で試しても、残念ながら50%も満たすことが出来ないでしょう。それから店頭での試し書きも、今まで自分が利用していたものとの「明らかな差」が分かる程度です。

だからヒツジ執事は、別に気にせずに適当に替え芯を選んでしまうか、そうでなければ徹底的にテストすることをオススメする訳です。

ボディ(本体)は購入不要

ヒツジ執事は、自分でも呆れるほど油性ボールペン本体であるボディ(軸)を購入しています。

しかしこれはボディ(軸)に興味があったからで、替え芯(リフィル)のためにボールペンを購入したことはありません。(冗談で、「替え芯買ったら本体がオマケで付属していた」と説明したことはあります)

替え芯を試すなら、下記の画像のようにコピー用紙で即席ボディを作ってしまうとか、適当なボールペンに収納して使ってしまうことが可能です。

A10という文字が書かれたボールペンは、たまたまイベントで無料配布されていたものです。中にはカランダッシュのゴリアット芯が収納されています。

紙で包まれた替え芯は、モンブランのジャイアントリフィールです。ペン先が出たままなので、持ち歩くには適していませんが、必要だったら紙を丸めて即席キャップを作っても良いでしょう。

またカランダッシュのゴリアット芯は、立派なケースに収納して販売されています。これをボールペン本体として使ってしまうということも可能だったりします。

このように、高価なボールペン本体を購入する前に、実際に替え芯を試すことが可能です。

替え芯を気にする理由

さて皆さんはどうして替え芯を気にするのでしょうか?

ヒツジ執事の場合、親から譲られたクロスのボールペンや事務用ボールペンだと、ダマが生じて困ったという経験があります。

それでモンブランのボールペンを購入したら問題は生じず、10年以上はモンブランを主力ボールペンとして利用していました。(替え芯には三菱鉛筆のパワータンクを利用したこともあります)

これはお恥ずかしい話ですが、ヒツジ執事のボールペンの持ち方が「不適切」だったことが原因でした。

ヒツジ執事は「鉛筆」–> 「万年筆」と育って来たので、筆記具を寝かせ気味に使うクセが付いています。

普通の筆圧で書く時は問題ないのですが、コピーして配布する書類や、何かの提出書類を作成する場合には筆圧が高くなります。角度が浅いと、筆圧が強い時にはダマが出やすくなります。

クロスでダマが出て困ったのは、このことが原因でした。(ちなみに最近はクロスのインクも改善されたようで、先日試したらダマは生じませんでした)

私の知人の殆どが事務用ボールペンで問題ないとのことですが、知人たちは日本筆記具工業会さん等が推奨するように、ボールペンを60度-90度の角度で使っています。私は45度くらいが標準角度です。

かつてファーバーカステルのイントゥイションを酷評したことがありますが、イントゥイションは45度で持とうとすると、筆圧を高めることが難しくなります。

いわば、「自業自得」だった訳です。

またヒツジ執事はモレスキン手帳を利用しています。これは三菱ジェットストリームやZEBRAの4C芯0.7mmだと、使い始めたばかりの時には文字が掠れて書けなくなります。

使い始めたばかりの時は4C芯だとインクフローが安定していないようで、文字が掠れてしまうのです。同様に、カランダッシュのゴリアット芯も、細字のF(Fine)では半ページも書き込んでいると掠れてきます。(ちなみに中字のM(Middle)だと全く問題ありません)

ヒツジ執事は特殊例かもしれません。しかし高級ボールペンを購入して、「いざ使おうとしたらダメだった」では大変に悲しいです。

ボディも出来れば試したい

ヒツジ執事は筆記具の持ち方が正しくない上に、筆圧が高くないようです。

このためにファーバーカステルのイントゥイションの場合、快適に利用できる替え芯は三菱鉛筆のジェットストリーム0.5mm(パーカー互換芯(G2芯))か、デフィ向けエス・テー・デュポンのイージーフローに限定されます。

これらは書類作成には向いていません。Mikanお嬢様が学校へ提出するアンケート用紙にジェットストリーム0.5mmを使いましたが、ちょっと文字が細過ぎて印象良くないなあと反省しました。

一方でエス・テー・デュポンのイージーフローを使ったら、豊富なインク量で万年筆のようになってしまいました。Mikanお嬢様にお渡ししたら、「フー、フー」と口で息を吹いてインクを乾かそうとしていました。

イントゥイションは見た目が無難なので気に入っていましたが、潔く諦めて会社でのメモ取り用に用途限定することにしました。

そんな訳で相当マニアックな領域になってしまいますが、出来ればボディも事前テスト出来ると嬉しいかもしれません。

ちなみに余談になってしまいますが、本サイトで収益が上がったら購入してみたいと狙っているのが、モンブランのドストエフスキーだったりします。

これは先の記事でレポートしたアウロラ油性ボールペンオプティマと、双子のようなサイズです。さすがにアウロラのオプティマにモンブランのジャイアントリフィールは装着できないので、こればかりはドストエフスキーを調達するしか手段を思いつきません。

まとめ(替え芯の種類)

さて以上の通りで、いきなりヒツジ執事のようにボールペン本体を購入するのではなく、怪しげな改造をするのでもなく、まずは替え芯(リフィル)を購入して試すというのが妥当かと思います。

とりあえずヒツジ執事が使ってみて、興味深かったのは以下の替え芯です。何かの参考材料になれば幸いです。

あと替え芯のインクにも寿命があります。最近では改善が進んでいるかもしれませんが、暫く前までは10年程度と言われていました。骨董品のボールペンを入手した場合、替え芯がそのまま使えるとは期待しない方が良いかと思います。

(ちょっと信じられないですが、ネットでは怒ってボディを折って捨ててしまったとレビューなさっている方もいました)

「万年筆のように書ける」という評判で購入してみた替え芯です。たしかにインクフローが豊富で、スラスラと書けます。最初はフローが豊富過ぎてモレスキン手帳に裏写りしましたが、今では殆ど問題ないです。(しばらく使わないでいると、フローが豊富になるので要注意ですかね)

言わずと知れた、三菱ジェットストリーム替え芯のパーカー互換芯(G2芯)です。ちょっと線が細いのでメモ取り専用になりますが、筆圧をかけずにサラサラした書き味は良いです。

カランダッシュのゴリアット(Goliath)芯です。ゴリアテ芯という方も多いですね。FとMでペン先のボール(チップ)が殆ど変わらず、いずれもモレスキン手帳にサラサラと鉛筆のようなイメージで書き込めます。ただしFは前述の通り、文字が掠れてモレスキン手帳NGです。

ちなみにカランダッシュのゴリアット芯が苦手な方のために、4C芯を使える互換アダプタも存在します。

モンブランは、もはや言うまでもないでしょう。逆にモンブランでいろいろな替え芯を試してみたい方のために、参考記事を紹介しておきます。

モンブランの油性ボールペンでパーカー互換芯のジェットストリーム替え芯さてモンブランの油性ボールペンでも、三菱鉛筆のジェットストリームやカランダッシュのゴリアット芯を使いたいという人は多いかと思います。 ...

P.S.
モンブランはAmazonが2本セットの純正品を販売開始していました。これは嬉しいですね。

百聞は一見に如かず?