文房具

カランダッシュのエクリドールのオススメ理由:ジェットストリームと耐久性

この記事は、「もし私が平凡で薄給の営業担当者だったら、カランダッシュのボールペンを選ぶだろう」という話です。

高級ボールペンを山ほど買い込んでしまった私だけれども、もし1本だけならカランダッシュという内容です。

それから筆記具に興味がない人には、カランダッシュのエクリドールがイチオシとなります。

ジェットストリーム好きの人にも、この高級ボールペンはピッタリです。

なんでそうなるのか、さっそく理由を紹介することにしましょう。

Made In Swissの耐久性

一昔前まで、スイス製というと「精密機器の耐久性」が有名でした。

カランダッシュのエクリドールもスイス製であるためなのか、耐久性に優れています。

本当に “一生モノ” の高級ボールペンです。孫どころか、曾孫にも引き継げるでしょう。

ストラティバリウスのバイオリンのように、250年モノも夢じゃありません。

モンブランもクロスも、実は一生使い付けるのは大変です。

楽天とかオークションサイトを覗いてみると分かるんですけど、常用すると摩耗が激しいです。特殊なメッキ方法でも痛むことを完全に抑えるのは無理です。

それからモンブランだと、レジン樹脂が損傷します。クロスだとボディ(胴軸)がへこみます。

しかしカランダッシュは違います。

ボディ(本体軸)は、金属の塊です。象が踏んでも、壊れそうにありません。

なにせ、あのコンパクトな六角形で、モンブランのマイスターシュテュックと同じ23gです。クロスのクラシックセンチュリーの金属ボディだと、なんと15gです。

おまけにノック機能がシンプルです。機械というのは可動部分が弱点ですけど、カランダッシュは簡単な分だけ壊れにくいです。

さらにノック機能部分は、着脱可能になっています。替え芯(リフィル)を交換する時は、このノック機能部分を反時計回りに回して外すのです。

手に取ってみると分かるのですが、実にしっかりとした造りです。だから何十年どころか、何百年レベルで大丈夫そうだと言えるのです。

話は逸れますが、米国TVドラマのスターゲイトSG-1ではロシア人科学者が、「この機器は壊れないわ。だって(ロシア製ではなくて)スイス製なんですから!」という場面がありました。

そのくらい、スイス製って信頼されているのですね。

ジェットストリーム対応

そして何より驚異的なのは、「三菱ジェットストリームのタンク式替え芯が、そのまま使える」という点です。

カランダッシュのエクリドールには、専用の替え芯が販売されています。ゴリアット芯(Goliath芯)と命名されており、M(中字)で8kmも書き続けることが可能とのことです。

書き心地が良くて有名です。

鉛筆のような書き心地:カランダッシュのエクリドール油性ボールペンどうもヒツジ執事は行きつくところまで行かないと、落ち着くことが出来ない性分のようです。 どうしても約8kmは書けるというゴリアット...

しかし本来はゴリアット芯しか使えないハズなのに、なぜか三菱鉛筆ジェットストリームのタンク芯だけは装着可能なのです。ちなみにタンク式ジェットストリーム替え芯nは、G2互換芯(パーカー互換替え芯)というタイプです。

最初はジェットストリーム替え芯の、後端プラスチックを削り取る必要があるかと想像していました。しかし何とジェットストリームは独特な形状をしているため、無改造で装着できるようです。

素晴らしいです。

ちなみにタンク式で販売されていない赤や緑を使い時には、リフィルアダプタというものを購入する必要があります。

ただしカランダッシュ純正のゴリアット芯も含めて、使用時には注意事項があります。

本体軸(ボディ)と替え芯(リフィル)が、ペン先部分でカタカタと音を立てるのです。

このためセロテープを小さな帯状に切り出し、替え芯の先端部分に巻き付ける必要があります。

そうすると、ボールペンがカタカタと音を立てるのを防ぎ、快適に利用できるようになります。

たとえばセミナーで終日、カランダッシュのエクリドールを使う機会がありました。

太軸の重いボールペンだと耐えきれないところ、エクリドール+ジェットストリームは余裕でした。

(ちなみにこの時は、プラスチック製ジェットストリーム芯(0.5mm) + エクリドールでした。大型付箋紙をプラスチック芯に巻き付けて、即席リフィル(替え芯)を作成しました)

使い勝手は合格点

今ではノック式の高級ボールペンは、殆ど見かけなくなってしまいました。

未だにノック式であるカランダッシュのエクリドールは、貴重な存在だと言えそうです。

なお書き味は、なかなか快適です。六角形なので最初は戸惑いますが、鉛筆のように持つことができます。

さすがにモンブランのマイスターシュテュックのように、手に持った瞬間からベストという訳には行きません。

ただし使い続けていると、徐々に使い方に慣れて来ます。それに応じて快適性もアップします。

会社の先輩の一人は、カランダッシュのエクリドール派です。いつでも持ち歩いています。

ここら辺は、最初は使いやすいけれども、徐々に疲れが溜まって来るファーバーカステル伯爵コレクションとは好対照です。

「長時間の作業を、もくもくと支援する」といった感じでして、この辺りにも “スイス製の誇り” を感じてしまう次第です。

(さすがは “Make in Swiss” と)

スターリングシルバー

こういう書き方をすると何ですけど、カランダッシュのエクリドールはクロス並みにお手頃価格で入手できます。

ただし、せっかく三菱ジェットストリームのタンク芯(パーカー互換芯)を、そのまま使えるボールペンです。

予算に余裕があれば、金属軸では持ちやすさNo.1の ”スターリングシルバー” をオススメしたいです。

アウロラやクロスといった金属軸を幾つも使って来ましたけど、やっぱり世間の評判通り、スターリングシルバーが最も「持ちやすい」です。

アウロラの時は金属軸(本体ボディ)がスターリングシルバーしか無かったので、普通に使いやすいという程度の間隔でした。

しかしクロスの油性ボールペンで14K(14金)メッキやクロームを使い、明らかにスターリングシルバーが段違いに持ちやすいと分かりました。

だから本当に「一生もの」の購入を入手するならば、やっぱり私としては “スターリングシルバー” をオススメしたいです。

それにモンブランのマイスターシュテュックやスターウォーカーだと、お客様と被ったり、上司と被ったりするトラブルも起こり得ます。

こういっては何ですけど、カランダッシュのエクリドールなら、使っている人は稀です。それに華美でないので、万一被っても困らないです。(「お主、なかなかやるな!」という程度でしょうか)

まとめ

以上の説明の通りで、もし私が平凡で薄給の営業担当者だったら、カランダッシュのボールペンを選ぶでしょう。

特にモレスキンのポケットサイズのノートとの相性はバツグンです。

(書き心地は、筆記具と紙の組み合わせで決まります)

それにしても数多いパーカー互換芯の中で、どうしてジェットストリームだけが「ぴったり」なのか…

もしかすると三菱鉛筆の技術者さんたちが、意図的にそのように設計したのかもしれませんね。(^^;)

それでは、今回はこの辺で。

ではまた。