クロス

クロスのクラシックセンチュリーのクロームを快適に利用する方法

高級ボールペンと言われると、クロスを連想する人が多いかもしれません。

たしかに替え芯(リフィル)のお値段は、「ちょっと良いお値段」です。

そのせいか、比較的安価な三菱鉛筆SK-8を代替品として購入なさる方が多いです。

でも実は、昔からクロスのボールペンって、クラシックセンチュリーのクロームがお手頃価格で販売されていました。

これ、義父も親父も記念品としてプレゼントされたことがあり、私の手元には二本も存在します。

私がプレゼント用の記念品として購入するなら、Mikanお嬢様に召し上げられてしまったアベンチュラを購入することでしょう。

それはともかく、クラシックセンチュリーのクローム油性ボールペンがお手元に余っている方も多いかと思います。

今回はツルツルと滑って悪評の高いクロスのクロームを、なんとか有効活用する方法を紹介したいと思います。

三菱ジェットストリーム対応

クロスの油性ボールペンで最も悲しいのは、運用コストが高くつくことです。

純正の替え芯(リフィル)は良いお値段ですし、代替品の三菱SK-8リフィルにしても相当な御値段です。

そこで三菱鉛筆ジェットストリームの4C芯を、先端をヤスリで削って細く加工してしまう人もいます。

私もやったことがありますが、数分の作業で実現できます。4C芯だけでなく、プラスチック芯でも成功しました。

ただ... 実際にやってみると、「むなしい」です。相当なペースで消費されるので、その度にペン先を削る作業となります。

忙しいビジネスマンが、いちいち時間をかけるのは辛かったりもします。

そこで私の場合、別記事のように本体ボディ(胴軸)を加工してしまいました。

つまり冒頭画像のようなペン先の穴を拡張して、替え芯を削らずに済むようにしたのです。

なかなかマニアックで面白い作業でしたが、結論からいうと半分程度しか役立ちませんでした。

なにせクロスのクラシックセンチュリーとはいえ、クロームはツルツルと滑ります。

赤色のジェットストリームを装着し、赤ペン先生として利用するのが精一杯でした。

滑らないように加工

年は取りたくないもので、加齢と共に指先から出る皮脂は減って行きます。

若い頃は冬場の寒い場所だけでしたけど、今は年中無休でツルツルと滑ってしまいます。

そこでツルツルと滑らないようにする対策をしてみました。

セロテープを巻く

つい最近までやっていたのが、この方法です。

あまりカッコ良くありませんが、私の筆記具をチェックするのは、せいぜい我が家のお嬢様くらいです。

だからセロテープを巻いて、滑り止めとしてしまいました。

これ、若い頃は有効でした。しかし最近は加齢が進んだのか、それでも滑るようになって来ました。

一方でモンブランのレジン樹脂などは相変わらず滑りません。しっかりと握ることが出来ます。

なんとなくモンブランが年寄りの筆記具というイメージが、納得できるようになって来ました。

アルミホイル

「パンが食べれないなら、お菓子を食べれば良いじゃない」と言ったのは、かのフランス革命に巻き込まれたマリー・アントワネット王妃です。

セロテープで滑るなら、アルミホイルやサランラップに両面テープを貼り付けて、本体ボディ(胴軸)に貼り付けるという方法があります。

さすがに摩擦係数の高い材質ならば、滑ることはありません。

恥ずかしいということであれば、アルミ箔テープを購入して巻き付けても良いでしょう。

熱だとかに強いそうで、何やら大変に効果ありそうでしょう。(すいません、アルミ箔テープは未検証です)

透明マニキュア

アルミ箔テープを使っても、どうしても段差が発生します。

人間の指先は繊細なもので、この段差が気になってしまうことがあります。

そんな時に便利なのが、透明マニキュアです。これを本体ボディ(胴軸)に塗れば、テキメンに滑らなくなります。

ただしこの方法の欠点は、「アレルギー」です。

もともと常に人間の皮膚と接することを想定した材料ではありません。普通にマニキュアを使っていても、アレルギーが生じたと報告する方もいます。

私も金属アレルギーで困った時期がありますし、アレルギーは恐いです。

ちなみに金属アレルギーで困る人は、ピアスの金属部分に透明マニキュアを塗る人もいるそうです。

そんなニーズもありますし、最近ではアレルギーが起こりにくい素材のマニキュアも登場しているそうです。

ただしそれらにしても、「絶対に困ることはない」とは保証できません。

興味深いし有効だけれども、私はこの方法も見送ることにしました。

スターリングシルバーの訳あり品

そうして最終的に行き着いたのが、「潔くクロームを使うことを諦める」です。

義父や父には申し訳ありませんが、彼らも使うことのなかったボールペンです。

記念品として貰ったので捨てることも出来ず、私が託されることになった訳です。無理に使う必要もないでしょう。

そこで今回は冒頭画像に一部が写っているような、ぺん先の金属部分が変色したクラシックセンチュリー・スターリングシルバーを中古購入しました。

こういう商品は、お得な価格で購入することが出来ます。

で、なんでスターリングシルバーかというと、「銀特有の性質で滑りにくい」からです。

アウロラのオプティマでもスターリングシルバーを持っていますが、これは恐ろしく手に馴染みます。

主成分が銀なので「銀磨きクロス」で手入れする必要がありますが、それもまた乙なものです。

ともかくシックリとした握り心地は最高です。

オマケにクロスのクラシックセンチュリーは互換性があるので、ペン先を交換することが出来るのです。

つまりクロームでやった「ペン先の拡張工事」済みの先端部分と交換することが可能なんです。

ある意味で「クロームの再利用」とか「クロームの有効活用」と言えるかもしれません。

いずれにせよスターリングシルバーと三菱ジェットストリームの組み合わせで使えるのは、大変に嬉しいことです。

おまけにプラスチック芯の0.38mmが使えるので、筆圧の弱い私にはバッチリです。

そしてたとえ0.38mmでも、ジェットストリームの文字は黒々として読みやすいです。

実にありがたい組み合わせだと言えます。

ちなみに最近ではグローバル化によって、スターリングシルバーも若干手頃な価格に近付いているようです。

私は1円でも節約したいので「訳アリ中古品」に手を出しましたが、新品を購入しても良いでしょう。

ともかくスターリングシルバーとクロームは、使いやすさ(滑りやすさ)が全く異なります。

私だったら絶対に、クロームはプレゼント対象にはしないでしょう。

(予算の都合でスターリングシルバーが無理であれば、アベンチュラにします)

まとめ

以上がクロスのクラシックセンチュリーのクロームを、快適に利用する方法です。

やっぱりどうしても、クローム油性ボールペンを日常使いとするには無理があります。

筆記具というのは、自分の体の一部みたいなものです。少しでも快適に使えるものが望ましいです。

ちなみにクロスの筆記具は、永年保証が付いています。

今回のような汚れや変色は保証外ですが、回転機構の故障などは無償修理して貰えます。(ただし販売店へ持ち込むための交通費は必要)

クロームの有効活用法を説いておいて何ですけど、出来るだけスターリングシルバーを購入することをオススメします。

それでは、今日はこの辺で。

ではまた。