生活

コーヒーを来客へ3倍美味しく淹れる5つの方法と文豪ストレイドッグス

日本人にとり、今やコーヒーや紅茶も必需品と言えるだろう。

元上司は、職場で豆のコーヒーを淹れていた。

一方で奥様はママ友を招待するたびに、どうやってコーヒーや紅茶を淹れたら良いのか相談しにやって来る。

Mikanお嬢様と一緒に読んでいる文豪ストレイドッグスでも、モンゴメリが喫茶店に勤めることになり、珈琲を美味しく淹れる方法を悩んでいた。

そういえば適当なタイミングで美味しいお茶をお出しすることは、執事の重要業務の一つである。良い機会なので、本記事で紹介させて頂くことにしたい。

皆の気持ちは分かる

コーヒー(珈琲)や紅茶を美味しく淹れるのは、実は大変に面倒である。

  • 水 (軟水か硬水か)
  • 豆や茶葉の状態
  • 温度
  • 器具
  • 室温
  • お茶出しする人数
  • 食器
  • 環境 (天気や明るさ)
  • 飲む者たちの気分

喫茶店のマスターやお茶出し係は、これらを組み合わせてお客様にご満足いただける飲み物を提供する必要がある。高校生の時に初めて珈琲を入れてから数十年が経過したけれども、実はヒツジ執事も未だに修行中だと言える。

豆挽き機能まで備えた全自動コーヒーマシンから、手動/自動の専用豆挽き器具まで購入した。スターバックスを初訪問したのは、1994年(北米)のことだ。

日頃はペットボトルで済ませている奥様や、文豪ストレイドッグスに登場するルーシー・モンゴメリが第11巻において、お客様に対して美味しい珈琲を淹れたいという気持ちは大いに理解できるつもりである。

ただし気の毒だけれども、上記のような多くの注意事項を踏まえて、複雑な作業を経て理想的な結果を出すというのは、初心者には実現困難である。いや、ハッキリと「無理」と断言しよう

それに人間の味覚というのは難しく、ヒツジ執事の場合はフランチャイズ店の “本日のコーヒー” などは、全く口に合わない。私の知人には、コーヒーを泥水という者さえ存在する。(その割には、彼はコーラをガバガバ飲んでいるな)

特にママ友を自宅へ招待する場合などは、部屋掃除という重要任務から始まる。

そして次に食事やお菓子やレイアウトや話題準備などが続くので、我が家では “招待” は、超一大イベントである。家中が緊張感で包まれ、そして … 以下は、あまりここでは語ることが出来ないような状況になっていくのが慣例である。

したがってヒツジ執事としては無理をせず、以下のノウハウを活用することをオススメする次第である。

ティーカップ(食器)に頼る

人間の味覚というのは不思議なもので、舌で味わったものが全てではない。雰囲気や香りなども味覚に左右する重要なポイントとなる。

料理店へ行くと、料理に似合った食器が利用されていることは、誰もがご存知だと思う。これを利用して、ともかく高級な食器を利用するのである。

購入する時には躊躇してしまうかもしれないが、人生は長い。実際に購入して十数年が経過してみると、思ったよりも出番が多いことに驚くかと思う。

それから初心者の場合、お湯の量やティーカップの放熱度合というものは、1つのパターンに絞った方が楽である。喫茶店ではいろいろなカップが登場するけれども、カップに合った飲み物を用意するというのはマスタークラスの技量を必要とする。

だから十数年、下手すると50年くらいは利用することを想定して、有名で高級なティーカップを購入して使い続けるというのは案外 “生活の知恵” だったりする。

そしてこのようなティーカップの場合、実はそのティーカップの使い方を良くご存知のママ友さんなども存在したりする。だから困った時には、助けを得ることが出来る可能性も存在する。

ちなみに我が家の場合は、リチャード・ジノリの “イタリアン・フルーツ” ティーカップを使っている。画像では6客だけれども、実は10客ほど保有している。

これは少し贅沢だと言われるかもしれないけれども、日頃から使っているカップの方が、コーヒーや紅茶の冷めやすさなどが体に染みついて助かるかと思う。だから家族でお茶を飲むような場合でも、このリチャード・ジノリの “イタリアン・フルーツ” を使っている。

それからリチャード・ジノリの良いところに、有名なのでAmazon Japanが自ら販売しているという点がある。だから購入元を心配する必要はないし、急に追加分が必要になるようなことがあっても、Amazonプライムユーザーであれば即座に手に入れることが出来る。

そして何より、たとえペットボトルの飲み物であっても、リチャード・ジノリで飲めば一味違ってくる。食器談義をすることも出来る。

ヒツジ執事などは職場でリチャード・ジノリを使っていたら、「実は私もファンですよ。」と、向こうから話しかけられたこともある。いきなり大量に購入するのは家計に負担がかかるかもしれないが、こういう食器類は少しずつ買い足していくという楽しみもある。

ちなみに我が家がリチャードジノリの “イタリアン・フルーツ” なのは、最初に奥様が2客購入したことが始まりだったりする。それが十数年を経て、10客まで増えてしまったという訳である。

それなりの出費ではあったけれども、後悔はしていない。ママ友さんたちがお出でになった時にリチャード・ジノリをデビューさせた時には、こんなコメントも頂戴したのだそうだ。

ようやく落ち着いて、お客様をおもてなしできる余裕が出来たみたいだね。良かったね!

奥様に言わせると、まだまだ余裕など全くないとのことだけれども、お友達から励まして貰うとか、褒めて貰うといったポジティブな会話がなされるのは大変に良いことかと思う。それだけでもヒツジ執事としては先のコメント通りで、10客まで増えてしまったことに全く後悔していない。

ちなみに「いや、さすがにイタリアン・フルーツを購入する勇気はないです!」という方には、同じくイタリアンフルーツのベッキオ・ホワイトなどのシリーズも存在する。

こちらは飽きの来ないホワイト(白)一色であり、価格も手頃である。そしてベッキオ・ホワイトならば、食器皿などを揃えても悪くないかと思う。

そういえばTVドラマやアニメではホワイト(白)一色のティーカップが多く登場するけれども、これはティーカップを目立ち過ぎないようにするための配慮かと思う。

例えば文豪ストレイドッグスのアニメでも、太宰治が使っていたのはホワイト(白)一色のティーカップだった。これを使えば、あなたも気分は太宰治ようになれる… かもしれない。

機械(マシン)に頼る

実はヒツジ執事の職場には、ネスプレッソマシンが設置されている。自宅でも数年前に購入したネスプレッソマシンがある。

ヒツジ執事がコーヒーを買う時は、カフェ・アメリカーノ一択である。これはエスプレッソ2杯を、お湯で薄めたものである。ネスプレッソでも簡単に作れる。

数年前にMikanお嬢様が保育園児だった頃、のんびりと自宅でコーヒーを淹れているような余裕がない時に購入してみたマシンである。

これはカプセルに密封されたコーヒーの粉を抽出する機械であり、豆から挽く場合に比べると8割程度の出来栄えになってしまう。しかし全自動という点が素晴らしい。水を入れて、カプセルを装着して、あとはボタンを押すだけで良いのだ。

このネスプレッソマシンを使えば、コーヒーのことを全く知らない奥様やMikanお嬢様でも、ヒツジ執事のように “8割の味のコーヒー” を淹れることが可能になる。

我が家のように執事だけで召使いのいない家庭であって、「時は金なり」という考え方の家庭には、実に貴重な戦力である。会社の職場に設置されているという点からも、その便利さを推察して頂けるだろうか。

ちなみに残念ながら我が家ではカプセル代が無視できないのでお蔵入りとなっていたけれども、最近は日本でも互換カプセルが普及しているようだ。久しぶりに試しに一つ購入して淹れてみたところ、それなりの出来栄えだった。

今のヒツジ執事には必要のない器具だけれども、このマシンは人目を引くパフォーマンスにもなる。今年は敬老の日にお茶会を開催したいと企んでおり、その時に子供たちに参加して貰うネタとして使えるかと密かに期待していたりする。

なお我が家では同系統のドルチェ・グストも試してみたけれども、こちらは今一つだった。セブンイレブンやスーパーでもカプセルが販売されているのだけれども、全自動ではないのだ。ヒーターが温まるまで待機する点はさておき、”お湯を出す/止める” といった操作を、手動で実施する必要がある。

小さな子供のいる家庭が、どれだけ子供の状況に応じて即応する必要があるのかは、実際に育児をしてみないとお分かり頂けないかと思う。たかが1分程度であっても、確実にドルチェ・グストの脇に待機して、マシンを操作するというのは実に相当面倒なことなのだ。

会社の職場にしても、ドルチェ・グストではなくてネスプレッソである。たった一例だけれども、ネスプレッソの便利さを考察するポイントと言えるかもしれない。

ちなみに職場の元上司だけれども、自宅ではネスプレッソを保有しているとのことだった。

(リンドバーグのメガネ、モレスキン手帳といい、どうも似た者同士というか、こちらが劣化版(量産型?)のような気がして来ますな)

素材(新型スティック)に頼る

さてヒツジ執事は、現在はネスプレッソを利用していないと説明した。それでは抹茶、緑茶や紅茶しか飲んでいないのかというと、そんなことはない。

ヒツジ執事は、”最高の味の8割” でなくて、”最高の味の7割” のインスタントコーヒーを利用しているのだ。

最近のインスタントコーヒーは、ヒツジ執事の学生時代よりも品質が向上している。香りも良いし、クレマ(泡)もキチンと立つようになっている。少なくとも見た目と香りは、豆から淹れたコーヒーと区別することは困難になっている。

(絶対音感や絶対味覚をお持ちの奥様がコーヒーに詳しくなれば、区別は可能かもしれない)

そしてインスタントコーヒーの最大の弱点である、「開封すると劣化する」という問題にも解決策が登場している。

それが上記の商品のような、2g程度に個包装されたインスタントコーヒーの登場である。これならば、いつでも開封直後のインスタント・コーヒーの香りや味を楽しむことが出来る。

ちなみに元上司は、職場では個包装された豆のコーヒーを淹れていた。これは8割の味を再現できる反面、豆の場合に必要な “蒸らし” や、お湯を加減して注ぐという作業が必要となる。だから早朝に出社して、まだ時間に余裕がある場合にだけ行使される技だったりする。

なおヒツジ執事はNCISのギブスと互角といえる程のカフェイン中毒者であり、一日に2リットル程度の水分は摂っている。つまり忙しい昼間にもコーヒーを淹れる必要があるという訳だ。したがってインスタントコーヒーを使うことになる。

そういえばインスタントコーヒーだけれども、水でインスタントコーヒーを練ってからお湯を入れると、味が引き立つのだそうだ。これは急な熱湯だと、インスタントコーヒーとして固められたタンパク質が分解する前に固まってしまう問題を防ぐことが出来ることが理由とのことである。

NHKでも紹介されている。

ただしヒツジ執事の場合は、最初にお湯を入れて振ってから、お湯を遠慮せずに一気に注いでいる。最初はNHKの紹介方法に従っていたけれども、だんだん面倒になって来てしまった。それに別段、味に違いを感じることが出来なかった。だから気にせず手間を省くようになってしまった訳である。

もしかしたらインスタントコーヒーの製造メーカーが、改善を加えたのかもしれない。

と、いう次第で、このブログ記事を書いている現時点でも、ヒツジ執事はインスタントコーヒーを飲みながら作業をしている。(ただしお湯を注ぐのではなく、さらに手間を省いて水とコーヒー粉を入れた状態で、レンジでチンしたものを飲んでいる)

薄めたものを飲む

実はヒツジ執事が現在飲んでいるインスタントコーヒーだけれども、製造元メーカーの推奨した2倍程度の水で飲んでいる。友人はコーヒーのことを泥水と言うけれども、泥水も薄めてしまえば大したことはない。

ともかくヒツジ執事本人が満足した味になっているのだから、別に製造元の指示に従う必要はないだろう。

ちなみにこれは、アメリカンコーヒーとは別物である。アメリカンコーヒーは薄めの味だけれども、使用する豆の量は変わらない。こちらは使用する豆の量も、半分に減っている。

なお、この “薄める” という手法は紅茶でも有効である。逆に濃い味のものに上手に仕上げるには、微妙なバランスが必要となる。個人の嗜好も影響して来る。

だからヒツジ執事は奥様からご相談いただいた時には、いつも規定量のキッチリ1.5倍の水でインスタントコーヒーを作ることをオススメしている。

(なお薄める度合いには拘った方が良い。それによって次回はどの程度に調整した方が良いかという目安がハッキリする。こればかりは参加メンバーに依存する部分であり、ヒツジ執事最初から判断するのは難しい)

紅茶の場合では、注ぐお湯の量を1.5倍にすることをオススメしている。本当はお湯で割った方が良いかとは思うけれども、ママ友さん接待で忙しのに細かい作業はしない方が良いと思い、単純に茶葉を減らすという発想である。

お客様にはケチくさいと思われるかもしれないが、フォションのアップルティーなどを提供しているので、香りや味には妥協していないつもりだ。

そしてインスタントコーヒーの場合は、スティックをコップに入れて卓上に出し、「おかわりはご自由に」と手を抜く提案をしている。これなら濃い味が好みの方の場合、少し飲んでからさりげなく味を濃くすることも出来るだろう。

食事でも薄口ならば調味料を足すことが出来るけれども、濃い味を薄くするのは難しい。そこで薄めから入るのが、 “ヒツジ執事流” だったりする。

雰囲気で押し切る

最後の5つ目の方法は、雰囲気で押し切るという力技である。

しかしこのヒツジ執事としては、雰囲気というものが大切だと考えている。近所の星乃珈琲店も同じ考えのようで、わざわざ案内は経年劣化した昔の資料風にしてある。

そしてお店の前には、オシャレなディスプレイを設置している。

自宅へ招待する場合に、テーブルの上に花を飾るようなものかと思う。我が家にも100年前から存在しているような手動式のコーヒーミルがあり、そういうのをテレビ脇に飾っておくようなことも出来る。

星乃珈琲店ではオシャレなディスプレイも出しているけれども、例えばMikanお嬢様にメニュー表を作成して頂いても良いかと思う。

こういったおもてなしの心が雰囲気をなごませ、会話を弾ませる。何もなければコーヒーや紅茶の味に集中するしかないけれども、皆さんを招待する目的はコーヒーや紅茶の品評会ではない。

これらは小道具の一つに過ぎない。極論すると、さすがに水やペットボトルでは味気ないから、せめてインスタントコーヒーや紅茶を淹れましょうといった程度かと思う。

まとめ

さて今回は大体こんなところだけれども、ご満足いただけただろうか。

なお冒頭で紹介したスターバックスのプラスチック製カップだけれども、これは過去に都内で仕事をしていた時に活躍してくれた。

余談になってしまうけれども、会社組織はさまざま人員で構成されている。文豪ストレイドッグスに登場するギルド長のフィッツジェラルドではないけれども、部下を束ねるのは重要なことである。

まだ当時は日本ではこのようなプラスチックカップは知られていなかったのか、ある時に「さすがは親会社の責任者だけあって高給なんですね。毎日スターバックスなんて、私たちには大変な出費です。憧れます!」と言われたことがある。

もちろん中身は大切だけれども、ビジネスの世界では、ルールを守って勝つことが全てだ。赤字企業の責任者は、部下に安定した生活を提供できないという点では大問題な存在である。

使えるモノは何でも使う… なんだか物騒な話に逸れてしまったけれども、ともかく “おもてなし” にしても、重要ポイントに注力するのが大切かと思う。

道具で何とかできるなら、ヒツジ執事は遠慮なく道具を使う主義である。

長い目でみれば、その方が得策なことも多い。