生活

世界大恐慌に有効な金貨を購入していたらコレクターと化した(体験記)

ウィーン金貨

世界大恐慌って、本当に恐いです。何しろ100円のパンがハイパーインフレにより、1か月後には150円以上に値上がりしているのです。

今回はIMF(国際通貨基金)が、世界大恐慌以来で最も深刻な経済状況だと言っています。10年くらい前のリーマンショックを遥かに超えるのです。

「大規模ロックダウン」で大恐慌以来最も深刻な景気後退へ-IMF (2020年4月14日)

恐ろしい勢いで物価上昇するのですから、紙幣は紙切れと化してしまいます。奥様がタンスの中に隠したヘソクリが、ただの紙切れになってしまうのです。

貴重品にしても同様です。第二次大戦後では、お金持ちが農家で高級着物と野菜を交換することを提案しても、笑って相手にして貰えませんでした。

そんな時でも役に立つのが、”金” なのです。そもそも1910年頃までは紙幣が信用できないから、金貨(金本位制)が採用されていました。

今回はそんな世界大恐慌に怯えて金貨を購入し始めた私が、気付いたらコレクターと言えるほど金貨収集家と化していたという体験談です。

(欧州では世界大恐慌時のハイパーインフレの影響により、私など足元にも及ばない金貨保有者が多いです)

金貨(地金金貨)とは

「金貨って、金で作られた貨幣じゃないの?」と質問されると、答えは “Yes!” です。大判、小判も金貨です。

「だったら金の延べ棒(インゴッド/金地金)の方が効率良くない?」と質問されると、答えは “No!” です。

私の親父もインゴットを購入し、孫娘にプレゼントしようとしました。(大変もったいないことですけど、私が断りました)

ちなみに最近の金貨は “メイプルリーフ金貨” や “ウィーン金貨” に代表されるように、純金に近いです。両者とも純度99.99%が金で造られています。

このような金貨の価格は、金貨に相当する重量の金と同程度の価格で取り扱われています。だから金地金とも呼べるものであり、地金金貨と呼ばれています。

私の説明を聞くと、なおさらインゴッドの方が良さそうに思えてくるかもしれません。しかし上記の地金金貨は、次の3点が金地金と異なるのです。

  1. 関係者には有名な存在
  2. 塊ではない
  3. サイズが豊富(1/10, 1/4, 1/2, 1オンス)

関係者には有名な存在

金の延べ棒(インゴッド/金地金)は、存在は有名です。しかし民間が製造するものなので、製造元によって仕様は “マチマチ” です。

だから鑑定するのが大変です。認定団体も存在しますけど、気休め程度に過ぎません。

一方で金貨は、国が発行するものです。だからプロから見るとサイズや重さがハッキリしているので、安心して取り扱えます。

買取金額の良し悪しはともかく、金貨は多くの質屋さんで買い取って貰えるのが嬉しいです。

塊ではない

金地金は大量に金を扱う前提なので、最低50g以上が多いです。もし生活に困ったなどの事情で売ろうとしても、切り売りすることが出来ません。

一方で金貨は、最大でも1オンス(約31g)が多いです。だから必要な分だけを売りに出すことが可能です。

我が家のゼルダ奥様などは、手元にお金があると全て使い切ってしまいます。これは奥様に限らず、どこでも起こることです。

一気に全てを現金化してしまう金地金は、我が家の奥様のような方には向いていません。

サイズが豊富(1/10, 1/4, 1/2, 1オンス)

金地金に比べると軽量な金貨ですが、さらに豊富なサイズ(重量)が利用可能です。

これは売りに出す時はもちろんですけど、購入する場合に威力を発揮します。

ちょっとした収入を得た時に、金貨を購入してしまうと良いのです。そうすれば手元にお金があるからと、景気良くお金を使ってしまうのを防ぐことが出来ます。

もちろん金貨も商品なので、販売価格よりも買取価格の方が低くなります。逆にいうと「何かのきっかけで値上がりした時に売ろう!」と考えるようになることがあります。実際に金貨の購入を体験した私が該当します。

したがって数億円にも及ぶような資産家が、数千万円を金資産として運用する場合には、もちろん金地金がお勧めとなります。しかしお金に慣れていない小市民の私たちは、金貨の方が小回りが利いて良かったりするのです。

購入方法

金貨には幾つかの購入方法があります。最も安心&信頼できるのは、三菱マテリアルや田中貴金属から購入する方法です。しかし残念ながら、2020年4月21日時点では、在庫不足により1/2オンス等は購入困難となっています。

田中貴金属:貴金属価格情報

したがって野口コインのようなオンライン専門店か、楽天などで購入することになります。

私は野口コインからも楽天からも購入経験ありますけど、野口コインから最初に購入する時はドキドキしました。いちおう実績豊富だとアチコチのWebでPRされていましたけど、やっぱり独自Webから購入には心配が付きまといます。

その点て楽天は、ITシステムが完成しています。そして楽天への出店審査もあります。また購入者を保護するための仕掛けもシステム的に実装されており、安心して購入することが出来ます。

私は次の3ショップから購入することが多いです。ちなみに冒頭画像は堀田商事からの購入品です。

  • アイコインズ:種類が豊富。ネットショップのみで安い
  • 堀田商事:安さ。質屋なのでメイプルやウィーン金貨中心
  • 紅林コイン:種類が豊富。実店舗あるためか少々割高

いずれも安心して購入できるお店ばかりです。ただし各々に特長があって、差別化も進んでいます。(ご覧の通りで、堀田商事から購入したウィーン金貨は田中貴金属の中古品でした)

なおもちろん、Amazonから購入することも可能です。ただし正直、あまりオトクだとは言えません。

Amazonは1商品1ページを、多数社で分け合う仕掛けになっています。だから価格勝負のみとなるので、各ショップの特性で差別化するのは困難です。

したがってAmazonよりは楽天の方がオトクになります。ただし楽天はポイント(最大で購入品の10%程度)を上手に使わないと、田中貴金属や野口コインようのなショップと互角の勝負をすることは困難です。

まとめ

金地金にも良いところは多いですが、やはり小市民は楽天で金貨を購入するのが良いです。

ただし金貨を購入するのは自宅を保護するには一番ですけど、逃げの戦略です。肝心なのは一刻も早く経済を復活させることであり、その面でも金貨を購入するのは経済活性化への貢献です。悪い話では無いでしょう。

それでは今回は、この辺で。ではまた。

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記事作成:四葉静