替え芯道場

【まとめ】クロス互換の替え芯にSK-8やジェットストリーム(自作)を使用

クロスのボールペン軸は素晴らしく、最近は純正芯も満足できる使い心地なりました。

しかし純正芯を日常使いにするには経済力が必要だし、日本で手に入る輸入互換芯の使い心地には全く満足できません。

かつては純正芯の代わりに、三菱鉛筆のSK-8を使うこともありました。

しかし名脇役という位置付けになってしまうけれども、クロスのボールペンには20年近くお世話になって来ました。父親や義父から引き継いだものを含めると、何本もあります。

最近それらを整理したことがキッカケで、父親やMikanお嬢様のために三菱鉛筆のジェットストリームを替芯に装着するようになりました。

で、いろいろと試した結果、ようやくデータが纏まって来ました。そこで今回は検証結果を報告させて頂くことにしました。

ちなみに現在のヒツジ執事のカバンには、米国スタッフとの打ち合わせ時のために、タウンゼントの油性ボールペンが控えています。しかしジェットストリームも使えるように改造済みにも関わらず、装着しているのはクロスの純正芯(リフィル)です。

つまりヒツジ執事の一番のオススメは、純正芯を使うことなのです。

レベル1:互換リフィル購入

日本では先ほども紹介したような、三菱鉛筆のSK-8が有名ですね。というか、それしか互換芯が存在しません。

ところで最初に断っておくと、ヒツジ執事が20年くらい前に使っていた頃と比べると、クロスのリフィルは格段に性能向上しているようです。当時も書き味は大変に良かったけれども、残念ながらヒツジ執事が使っていると “ダマ” が溜まってしまうという問題がありました。

このためにちょっとした書き物の時には、手元にティッシュを用意して、使いながらペン先のダマを拭き取る必要がありました。

しかし先日使用した際には、このようなことは無くなっていました。だから互換芯(リフィル)を使う必要性は、大幅に低下したと言えるのではないかと思っています。

ちなみに米国の場合、安価な互換リフィルが販売されています。しかし基本的に「安かろう、悪かろう」です。おまけにAmazon USが、2本セットでオトクなクロス純正リフィルを販売しています。例えばジェットストリームの互換芯のように素晴らしいクロス互換リフィルが誕生することは、もうあまり期待できそうに無い気がします。

ちなみにオトクなAmazon版の純正芯2本セットの存在しない日本では、三菱鉛筆のSK-8が有名です。しかしヒツジ執事もSK-8は試してみたことがありますが、ダマは生じないものの、書き味は “渋い”という感想でした。つまり普通の油性ボールペンです。

SK-8はもうインクの改良作業などやっていないでしょう。今後も改善が続いていくクロス純正芯の方が、書き味などの品質は上がっていくと予想しています。

それにしてもAmazon Japanが2本セットを販売していないのは痛いです。なぜかAmazon USだと、送料がセット数に正比例するのです。ちなみに数日前にモレスキン手帳を購入した際は、送料が冊数に応じて変わるようなことは無かったです。だから5冊ほど纏め買いをすることで、お手軽価格で調達できました。

そういえば最近のAmazon Janapには、Amazon US並みの価格で2本セットを販売している業者さんが存在しました。もしかしたら調達先は、このAmazon USのオトク版2本セットなのかもしれません。

それと昨日2019年2月7日に「クロス」「替え芯」で検索したら、ノーブランドの互換芯らしきリフィルが引っかかりました。

レベル2:互換アダプタ(なし)

モンブランの替え芯レビュー記事では、互換アダプタを紹介しました。しかし残念ながらクロスの場合には、互換アダプタというものは存在しません。

ジェットストリームを始めとして人気のある替え芯の先端部分は、全てクロス本体の軸穴よりも太いのです。したがって4c芯を使って互換アダプタを作ることが出来ないのです。

アダプタの自作

それでは替え芯アダプタは不可能かというと、そんなことはありません。ZEBRAの4C替え芯の先端を削り、クロスの油性ボールペンで使えるようにした人が存在します。

かくいうヒツジ執事もモンブランで、替え芯(リフィル)の先端を削るという荒技を身に付けました。そこで今回は自ら人柱となって、4C芯のジェットストリームの先端をダイヤモンドヤスリで削ってみました。

特に問題なく使えます。面白いので、身近にいるクロスユーザにプレゼントしようかと思っています。

ただしこの替え芯、作るのに大変苦労しました。

パーカー互換芯(G2芯)をモンブラン用に削る場合は、先端部分を少し削るだけで大丈夫です。作業時間は5分程度で済みます。

しかしクロスは純正芯を見て頂くとお分かりになるかと思いますが、先端の細くなっている部分が8mm程度もあります。削る部分が多いのです。

ZEBRAの4C芯を削った御方は15分程度かかったとのことですが、ヒツジ執事も15分程度を必要としました。もう二度とやりたくないです。

本体を魔改造

既に当サイトでは何回も紹介していますが、手っ取り早い方法として、ボールペン本体の軸穴を拡張する方法があります。

下記記事のように、上記で紹介したダイヤモンド製ヤスリの棒タイプで拡張してしまうのです。1回やってしまえば、もう替え芯を何度も削らずに済みます。時間と労力の節約になります。

クロス(Cross)傑作のアベンチュラでジェットストリーム(JETSTREAM)を互換替え芯化さてクロス(Cross)のアベンチュラ油性ボールペンを改造し、1.0mmのジェットストリーム(JETSTREAM)リフィルを替え芯化する...

ただしこれをやると、クロスの保証書にも記載されているように、ボールペン全体が保証範囲外となってしまいます。その覚悟を、当たり前のように受け入れることの出来る方のみが挑戦した方が良いかと思います。

ちなみに因果関係は不明だけれども、昔の製品ほど拡張は容易のようにも思えます。最近登場したアベンチュラ油性ボールペンなどは、芯の安定性を向上させるためなのか、ペン先の軸穴が細長いトンネル状となっているのです。

このようなボールペンの軸穴を拡張するのは、ATXやクラッシック・センチュリーとは異なり、それなりの時間(30分?)と労力を必要とします。ヒツジ執事の場合、4C芯よりも太いプラスチック芯をそのまま利用可能にすることは難しかったです。

あまりに面倒なので、替え芯(リフィル)もプラスチック部分をカッターナイフで削って利用することにしました。不可能ではないと思いますが、大変な時間と力作業が必要になってしまいそうです。

しかし1.0mm版ジェットストリームは、プラスチック芯でしか製品化されていません。緑色もプラスチック芯でしか提供されていません。そして何より、こちらの方が4c芯よりはインクフローが少しだけ安定しているような気がします。なかなか頭の痛い話です。

ともかくモンブランの替え芯レビュー記事でもコメントしたけれども、モレスキン手帳のように難易度の高い紙(FSC認証中性紙)と4c芯やジェットストリームとの相性は、今一つのように思えます。

このインクフローの点で、どう頑張ってもタンク式の替え芯を使えないクロス油性ボールペンには、大きなハンデがあるかと思います。どんな姿勢でも書き込める、モレスキン手帳でさえトラブルを起こさない三菱パワータンク(加圧式ボールペン)も使えません。

そして今のところクロス純正リフィルの書き心地は、個人的には他社の替え芯で対抗できるものは無いと思っています。ジェットストリームよりもクロスの純正品の方が気に入っています。クロスがどこまで良質の替え芯をお手頃価格で提供できるかは、個人的には大変興味のある話だったりします。

ちなみにジェットストリームよりも低粘度のボールペンとなると、水性ボールペンやジェル(ゲルインク)ボールペンとなります。クロスの油性ボールペンを買う場合には、慎重に考えてから購入を決めるのが良いかと思います。

そういえば他ブログ記事で、クロスのジェルボールペンは国際規格準拠なのでSARASAやシグノも利用可能という記事を見かけました。しかし先日入手したクロスのニューセンチュリー2では、残念ながら利用できませんでした。このニューセンチュリー2は、現在ZEBRAの4c芯の緑色0.7mm(つまり油性ボールペン)を装着しています。

そういえばトランプ大統領も利用しているという話のニューセンチュリー2のジェルタイプだけれども、登場したのは1996年と相当新しいです。もしかしたら、そういう事情で、センチュリー2だけがSARASAやシグノを利用できないのかもしれません。

まとめ

さて話が油性ボールペンから少し逸れてしまったけれども、歴代大統領に利用者が多い米国企業であるクロスは、ビジネスシーンでは大いに役に立ちます。私の父親も義父も、クラッシックセンチュリーのクロームを保有していました。

しかしヒツジ執事は脂性なのに、手がかさかさの時があります。マット仕様のボールペンやクロームは、真冬の夜中の電車ホーム上では、手帳に書く時に滑って困りました。それで今回紹介したような、 “改造” という路線に進んでしまったという次第です。(言い訳)

しかしタウンゼントまで改造してしまったけれども、いろいろ試してみた結果としては、クロス純正リフィルの書き心地が最も良いという評価結果です。(そういえば最近の評価レビューを見ると、クロスの純正リフィルでも、F(細字)の評価が高いようです。ヒツジ執事もFが好みです)

そこで改造タウンゼントに関しては、純正リフィルの先端に透明マニキュアを塗布して厚さを水増しして、クロス純正リフィルという組み合わせで使用しています。

ちなみにMikanお嬢様はモンブランのマイスターシュテュックを一回り大きくしたようなアベンチュラ(ブルー)をお気に召したようで、昨日召し上げられてしまいました。

なお奪取された時にアベンチュラに装着していたのは、プラスチック芯のジェットストリーム0.5mmでした。

しばらく前まではヒツジ執事も、ジェットストリームは油性ボールペンなので0.7mmあたりがベストかと思っていました。しかし低粘度インクなので、ゲルインクのように0.5mmあたりがベストらしいです。そういえばお袋さんも、0.5mmのジェットストリームを使用しているとのことです。

おおよそ以上です。

しかしここでも繰り返しまうと、ボールペンを新規購入する場合には、リフィル選択肢の多いパーカー系ボールペンがイチオシとなります。

そしてやっぱり、自分が使っているボールペン(映画やTVドラマでも良く見かける伯爵コレクション)が、不思議と仕事が捗るという理由で最大のオススメとなります。目玉が飛び出る程のお値段ですけど。

新規購入はパーカー系が妥当

 

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