手帳術

「メモの魔力」と「頭の良さはノートで決まる」で人間関係の複雑さを理解

こんにちは、ヒツジ執事です。

このところ期末試験&宿題で忙しかったMikanお嬢様(小学校五年生)ですが、どうしても「メモの魔力」の力を必要とするトラブルが発生してしまいました。

今回は齋藤孝先生の「頭の良さはノートで決まる」も併用したので、そのあたりも含めて紹介させて頂きたいと思います。

期末試験は”抽象化”でクリア

まず期末テストですが、「アストラル・ディスパージョン」と「マテリアル・バースト」のおかげで何とか乗り切りました。

これだけ書くと、『「アストラル・ディスパージョン」と「マテリアル・バースト」って、いったい何?』と問われてしまうでしょう。

これらは人気ラノベ「魔法科高校の劣等生」で、主人公の司波達也という人物のみが使える特殊魔法です。

別にMikanお嬢様に魔法を教えたという訳ではありません。「鶴亀算」とか「消去算」といった名前が付けられていない解法があったので、これらの魔法の名前を使わせて貰っただけです。

いわゆる「メモの魔力」で言うところの、”抽象化” です。

ちなみに基準単位あたりの質量を求めて、それを必要量分だけ掛けて総重量や総走行距離を求める解法を、「アストラルディスパージョン」と名付けました。

一方で表面積を縦・横・前後から求める解法を、「マテリアル・バースト」と名付けました。

これは解き方の難しさから命名したのですが、解法の性質からは逆に名付けた方が良かったかもしれません。

いずれにせよMikanお嬢様は、私が亡くなった父の看病や諸手続きで状況把握が出来ていない時に、算数が「論外」と通告されるような点数に急下降していました。

まず丁寧に文字を書くことが出来ておらず、筆算で0が6に変化して計算ミスするような事態が発生していました。それから繰り上がり/繰り下がりも行がずれたりして間違えるという基本的ミスが目立ちました。

さらにはマテリアル・バーストやアストラル・ディスパージョンのように決まった解法で解く問題を、問題の性質を認識できない(=抽象化できない)ために全く解き進めることが出来ませんでした。

そこでまずは丁寧に文字を書くことと、文字を大きく書いて行を揃えること、それから決まった解法にアストラル・ディスパージョンとかマテリアル・バーストと名付けることによって、自然と手が動くように解き方を身に付けて貰いました。

子供というのは不思議なもので、いったん自信が戻ると、今までの不調がウソのようにサクサクと解けるようになるようです。

最初は「小学校二年生レベル(繰り上がり/繰り下がり)」さえ間違えるような状態に陥っていたMikanお嬢様ですが、わずか2週間でテスト合格レベルをクリアできるまで復活&レベルアップしました。

自分を中心とした人間模様の理解

そして本日遭遇したのが、「友達と友達の間の板挟み」問題です。

なんでもAちゃんとの関係が上手く行っていなかったのを、Bちゃんが目に止めたのだそうです。そしてBちゃんはCちゃんにそのことを話したとのこと。
Cちゃんは母親のDさんに報告したでしょうから、そこから更に話が広がって行くでしょう。

小学校のうちは親まで関与するので、なかなか人間関係が複雑になってトラブル発生も多くなります。

Mikanお嬢様は全く気付いていませんでしたが、齋藤孝先生の「頭の良くなるノート術」のように人間関係を図化したら、いかに自分が難しい立ち位置に置かれているかを把握できて愕然としたそうです。

ちなみにこのような図を、いきなり自己学習が無理な段階のMikanお嬢様が描ける訳がありません。

まずは久しぶりに「ノート」を取り出し、5W1Hの要領で一体何が生じているのかを、ファクトとしてノートに書き込んで貰いました。

そうしたら問題の発端は、2週間前の保護者面談の終わった直後から発生し、さらにクラスの大勢を巻き込んでいることが分かりました。

今まで起こったことを思い出しながら、1つ1つノートに書き込みました。そしてそれらを俯瞰したら、判って来たのがAちゃん、Bちゃん、Cちゃんとの関係性です。それに私が、既に分かっているママさん方の情報交換体制を追加しました。

残念ながら今回は個人情報が山ほど書き込まれているのでノートをお見せ出来ませんが、時系列に生じていることを列挙して、それらの関連性を追いかけるのが、いかに全体像の把握に役立つかは容易にご想像頂けるのではないかと思います。

この結果に基づいて図の形に抽象化した人間関係を把握したMikanお嬢様は、「転用」で何をすべきかを考えました。

そして本日の最終結論としては、話せば分かってくれる姉御肌のBちゃんに、自力で何とかするから人間関係の外で暖かく見守っていてほしいとお願いすることにしたそうです。

果たして上手く行くかどうかは分かりませんが、とりあえず人間関係の理解とコントロールという大人への階段を一歩踏み出した訳です。執事(父)としては暖かい目で見守り、その結末に応じて対応シナリオを作成することをお手伝いすることになります。

もちろんこのお手伝いには、引き続き “ノート” が使われることでしょう。

まとめ(出来るだけ自力で)

まだまだ親が指導しないと、特に人間関係という眼に見えないものは、なかなか気付くのは難しいようです。

幾ら年間千冊を越える本を読んでいても、まだ深く読むことは出来ていないようです。先の「魔法科高校の劣等生」にしても、次巻以降への伏線が理解出来ていませんでした。

ともかく本人が、自分のおかれている状況がマズいというのに気付くことが出来なくては、「どうしよう」と追い詰めれられて成長を促されることもありません。

当面は「メモの魔力」にお世話になる状況が続くようです。

こういう状況で最初から書き込む欄を作成済の特別仕様版モレスキンを販売まで漕ぎつけて下さった前田裕二さんや関係者の皆さんには、ひたすら感謝するばかりです。

とりあえず本日は以上です。

それでは、また。

「メモの魔力」と「頭の良さはノートで決まる」の組み合わせは超強力