手帳術

【超ミニ版も】モレスキン手帳は、用途に応じて4サイズを選択可能【ノート】

愛好家でも知らない人が多いようですが、実はモレスキン手帳には4種類のサイズが存在します。

  • Extra Smallサイズ
  • Pocketサイズ
  • Largeサイズ
  • Extra Largeサイズ

今回は、どのサイズがどのような使い方を出来るかを、自分や家族の利用方法も含めて紹介させて頂きたいと思います。

Extra Smallサイズ

さて多くの方がご存じないのが、このExtra Small(エクストラスモール)サイズです。文具店の店頭に並ぶことが皆無なので、仕方ありませんね。冒頭画像だと、オレンジ色の手帳がExtra Smallです。

サイズは2.5 x 4 で、実測値だと6.7cm x 10.7cmです。Yシャツの胸ポケットに余裕で入ります。

常に携帯できることが強みですが、綴じ手帳の「見開き2ページ利用」を活用しても、書き込める量が多くありません。もっぱら思いついたことを、その場で忘れずにメモすることに利用します。

昔は小銭入れに残ったコンビニ領収書などを使っていましたが、こちらの方がスマート(オシャレ)だと言えるかもしれません。それに何より、ずっと後まで記録として残しておくことが出来ます。

もしくは、ふとしたスキマ時間に暗記したい英語フレーズなどをメモして、トイレの個室で時間が出来た時などに読み直します。

私の場合、1ページ目からは「思いついたこと」をメモして行きます。最後のページの方からは「定期的に読み返したいこと」を、ページを遡る形でメモして行きます。

いつ頃のメモなのか分かるように、その日に使い始める時に、日付だけは記入するようにしています。またその気になれば名刺などを貼り付けることも出来ますが、それはPocketサイズ以上でしかやりません。

基本的に、筆記具(ジェットストリームやシャープペンシル)で書き込む内容が全てです。

この記事によると、万能の天才と言われたレオナルド・ダ・ヴィンチは、膨大な量のメモを残したことで知られているのだそうです。そして多くのスケッチや考察が書かれているのですが、そのノートの中の一節に、こういう文章があるのだそうです。

“食欲がないのに食べると健康を害すのと同じように、欲求を伴わない勉強はむしろ記憶を損なう。”

思わず我が家のMikanお嬢様に、聞かせたいような一節です。なお執筆者の山口周さんは、次のようにアドバイスしています。

“まずは、日常生活の中で感じる素朴な疑問をメモする癖をつけるといいでしょう。私の場合、常に小型のモレスキンの手帳を持ち歩いていて、「ふっ」と疑問に思ったことを書きとめるようにしています。”

このような使い方に、Extra Small(エクストラスモール)は適しています。米国ではRapid Logging (ラピッド・ロギング)などいった大層な技法として紹介されていますが、結局のところは「思いついたことを、その場でさっさとメモを取る」です。

しかしともかくご覧のように、、Pocketサイズと比較しても、書き込める量が少ないです。カランダッシュのゴリアット芯(F)でも、この始末でした。また書き込む際に、Pocketサイズと比べると「ノートの厚み」が邪魔をします。

だから狭いスペースを有効活用するために、先のようにジェットストリームやシャープペンシルをオススメしてしまう次第です。

なおちょっとしたTIPSとして、あとで何かしたいことを書き込んだ場合、その部分に付箋紙を貼り付けて強調するといった使い方もあります。

最近ではマイクロ5のシステム手帳なども流行していますが、ヒツジ執事的にはExtra Small版モレスキン手帳の方が、自分には向いているようです。最近では国内調達が難しくなって来たので、Amazon USで購入することもあります。

Pockeサイズ

日本でモレスキン手帳を有名にしたのが、このサイズでしょうか。映画ダヴィンヂ・コードでは、ロバート・ラングドン教授(トム・ハンクス)が罫線タイプのモレスキン手帳を使っていました。

私の元上司も使っていましたが、こちらは罫線タイプなのかは不明です。いずれにしても、多くのユーザが存在します。

冒頭画像だと、白いモレスキン手帳がPocketサイズとなります。実はこれ、格安で販売されていたバットマン手帳です。さすがに表紙がバットマンだと恥ずかしいので、すみっコぐらしポストカードを貼り付けて、胡麻化しています。

(2019.3.17現在、ロフト等では格安価格で販売されています)

ジーンズのポケットに入る 3.5 x 5 サイズで、実測値は 9.2cm x 14.2cm です。A6(105×148 mm)より一回り小さく、Yシャツの胸ポケットにも、ギリギリで入る大きさです。綴じ手帳なので、見開き2ページで書き込むことが出来るので、マインドマップなども作成できます。

大変に使い勝手が良いです。今までヒツジ執事はメモに使うことが多かったので、罫線タイプが好みでした。しかし方眼タイプや無地を利用する方も多いです。観察日記だとか、マップ的なものを書くには罫線タイプよりも適しているかと思います。

また手帳というのは細かいことをメモ取りするよりも、その日にやることをTODOとして書き出してチェックするとか、そもそも自分のやる気を引き出すために書き込むといった面もあるかと思います。そういう用途には、このPocketサイズやExtral Smallが似合うかと思います。

また先ほどExtra Smallサイズでラピッド・ロギングを紹介しましたが、単純にログを取るだけでなく、全体計画の立案やコントロールまでやる場合には、Extra SmallサイズよりもPocketサイズの方が便利です。

・和気文具:ラピッドロギングの手順

なお最近のヒツジ執事は、いろいろとやることが積み重なっているためか、なんと1冊/月のペースで使っています。いずれじっくりと読み直すのが難しくなるような気がするので、特に読み返すことになりそうな箇所には付箋紙を貼り付けています。

Largeサイズ

Pocketサイズと並んで人気のあるのが、このLargeサイズです。5 x 8.25 サイズで、実測値は 13.5cm x 21 cmです。B6よりも若干縦長といったサイズです。

このくらい大きくなると、さらに用途が広がります。綴じ手帳なので2ページ見開きで利用すれば、大学ノートと同じB5サイズです。元ボストントンサルティングの堀紘一氏がコメントなさっていましたが、アイディアを纏めるのに必要なサイズはB5以上とのことです。

それをこのLargeサイズは満たしています。そして片面ずつ使えばB6に近いサイズなので、書き込んだ文字が横長になり過ぎるのを防ぐことも出来ます。(ちなみに新人時代にお世話になった切れ者上司は、大学ノートを縦半分で折り目を入れて、半分ずつ使っていました)

下記の画像では、ヒツジ執事が保有する独自ドメイン4つの役割分担を纏めたものです。このように見比べながら分担を決めようとする場合、さすがにPocketサイズでは無理があります。

日頃は出番が少ないですが、いざという時に頼りになる一冊です。

Extra Largeサイズ

さて我が家では所有していないのが、Extra Largeサイズの 7.5 x 9.75 です。理論的には 19.1cm x 24.8cm です。B5サイズが17.9cm x 25.2cmなので、縦方向に若干大きいです。

ヒツジ執事はこのサイズは滅多に使わず、リング式で場所を取らないマルマンBostonノートしか保有していません。思い切りアイディアを広げたい時には、会社のA3コピー用紙を利用しています。

国内で利用している人は見かけたことがありません。旅行記は写真を貼り付けるので、リング式でないと分厚くなってしまうことをカバー出来ません。ぜひ機会があったら、利用者に用途や使い勝手を伺ってみたいものです。

(米国Amazonに感想があるけれども、紙質等にしか言及していませんね。残念です)

モレスキン手帳と筆記具

ほぼ日手帳とかモレスキン手帳の場合に問題となるのが、手帳へ書き込む筆記具です。

ヒツジ執事がモンブラン純正芯、デフィ向けエス・テー・デュポンのイージーフロー、カランダッシュのゴリアット芯などを試した後にたどり着いたのは、0.5mmの三菱鉛筆ジェットストリームです。画像の青色の文字が、そのジェットストリーム0.5mmです。

限られたスペースに少しでも多く見やすく書き込むためには、クッキリとした細文字が適しているようです。なんだか自分の思考までシャープになったような気がして、この太さに気に入っています。

ちなみに荒っぽい技を使うと、モンブランのような高級ボールペンにさえ、パーカー互換芯(G2芯)のジェットストリーム替え芯(リフィル)を装着できます。

モンブランの油性ボールペンでパーカー互換芯のジェットストリーム替え芯さてモンブランの油性ボールペンでも、三菱鉛筆のジェットストリームやカランダッシュのゴリアット芯を使いたいという人は多いかと思います。 ...

それから膝の上でモレスキン手帳に書き込むような場合、どうしても手首を支点とした筆記が出来ません。0.5mmジェットストリームのように、ペン先を足掛かりとして書けるようなものでないと、自分で読み返したいような字をスラスラと速記するのは難しいです。

これはヒツジ執事の筆記クセの影響かもしれませんが、モレスキン手帳に書き込むのは0.5mmジェットストリームがイチオシとなります。

まとめ (用途に応じて)

従来は無地、方眼、罫線だけだったモレスキン手帳でしたが、最近は年間スケジュールが記入された手帳も登場しています。

それから私自身も、必要に応じてバイブルサイズのシステム手帳を取り出すこともあります。例えば既に作成したブログ記事は定期的に見直しすることが望ましいですが、それは1ページ単位で着脱可能なシステム手帳が便利です。

ともかく豊富な選択肢があるというのは嬉しいことです。

そしてモレスキン手帳の場合は、シンプルであるがゆえに応用範囲が広いとも言えます。

最近ではソックリさんも登場しているそうですが、逆に捉えると、それだけ人気があるということでしょう。

なお少々高くついてしまいますが、我が家ではMikanお嬢様が日記を付けるのにPocketサイズのモレスキン手帳を利用しています。そして算数の宿題で解けなかった問題を忘れないように、Largeサイズを利用していた時期もありました。

基本的な機能は大学ノートと変わらない綴じ手帳ですが、機能や価格だけが全てでは無いかと思います。

興味をお持ちになった方は、ぜひ自分の用途にあったモレスキン手帳を試してみると、今まで知らなかった世界を見ることが出来る… かもしれません。

それでは。

P.S.
Mikanお嬢様の算数宿題は何度も解き直す等の関係で、B5サイズのルーズリーフに移行しました。このために余ったモレスキン手帳Largeサイズを、ヒツジ執事が利用させて貰っています。