さて、ようやく何とかブログ運営が軌道に乗って来た。この1か月は、本当にモレスキンの手帳には大変お世話になった。
今回はどのようにお世話になったのかを紹介したい。
- ロバートと同じ使用法
- 書きやすさNo.1の不思議
- 元上司も愛用
(1) ロバートと同じ使用法
「そもそもロバートって誰?」と、思われるかと思う。
これは映画ダヴィンチ・コード(The Davinci Code)に登場した、名探偵役のロバート・ラングドン教授(トムハンクス)のことだ。
彼は冒頭部分の講演会でスピーチをする時、さりげなくモレスキンのポケットサイズの手帳と、ファーバーカステルのエボニー・シャープペンシルを演台の上に置いていた。

このモレスキンの手帳には、無地、方眼、罫線の三種類がある。彼も私も、その中の罫線タイプ(Ruled)を利用している。
使い方は、至ってシンプルだ。
“いつも持ち歩き、後で見直したい何かを思いついた時にメモを取る” というだけだ。
とはいえ、何でも書き込む訳ではない。
まず最初に思いついたことは、ジョッターと呼ばれるメモカードホルダーに書き込む。これもロバート・ラングドン教授と同じだ。
忘れたくないことを思いついた “だけ” の時は、まずは無理のない範囲内でジョッターへ記入するのだ。(下記の画像のような使い方は、少しばかりイレギュラーだと思いますよ。Mikanお嬢様…)

そして気になることは、モレスキンの手帳に書き込む。そういう使い方だ。
ちなみにアイディアをまとめる時には、A4サイズのノートを使っている。そして会社の打ち合わせメモ等は、バイブルサイズのシステム手帳に書き込んでいる。
どうしてモレスキンの手帳を使うかというと、常に携行することを想定した丈夫な作りで、ポケットサイズはズボンにも簡単に収まるのだ。
だから本当に気軽に持ち歩くことが出来る。夏場の半袖Yシャツ&ズボンという服装でも困らない。
実は英語学習用として、ミスドことミスタードーナッツの “スケジュールン(A6サイズ手帳)” も、カバンに入れて持ち歩いている。

ただしこちらは微妙に大きいし、尻ポケットに入れておくと、座った時に変形しかねない。
ここらへんが旅行家や探検家に愛用されることが多い所以だろうか。
(2) 書きやすさNo.1の不思議
しばらく前に騒いだけれども、実はモレスキンの紙質には問題があるらしい。
たとえば先日は、0.7mm径の三菱ジェットストリーム(JETSTREAM)/4c芯を使ってみたけれども、最初は使い物にならなかった。
書いているうちに、文字がかすれて来たのだ。

その後の後日談として、この芯を数日使った後にモレスキン手帳に書き込んだら、特に問題なく使えるようになっていた。
三菱ジェットストリームの製品レビューでもお目にかかったけれども、4c芯だとインクのフローが安定しないことが原因だった節がある。
しかしこのようなトラブルを経ても、たとえ裏抜けしても、モレスキン手帳は書きやすいのだ。
ポケットサイズという大きさと、固い厚紙のカバーが良いのかもしれない。
だからボールペンのボディ(軸)や替え芯を変更して、モレスキン手帳を使い続けるという結果になった。
映画のダヴィンチ・コードではシャープペンシル(メカニカル・ペンシル)が使われていたけれども、もしかしたら紙質が原因だったのかもしれない。
ちなみにモレスキンでは万年筆だと問題あるので、油性ボールペンが良いとレビューしている人もいる。しかし寒さも姿勢も問題としない ”(シャープペンシル)鉛筆” が、もしかしたらモレスキンに最も似合っているのかもしれない。
それに実は鉛筆は長期保存に向く。JIS規格で大丈夫と謳われているけれども、油性ボールペンの染料インクは直射日光などに弱い。
もしかしたら、こういう点も考慮して、ロバート・ラングドン教授は米国では珍しいシャープペンシル利用者だったのかもしれない。
ともかくモレスキン手帳は、不思議と使い手を “書く気持ち” にさせてくれる。
これは今まで出会った中で、モレスキン手帳にしかない特長だ。
だから大変に高価な手帳なので、どうも日頃は使うことを躊躇してしまうのだけれども、ここが勝負どころという時にはモレスキン手帳の出番となる。
(3) 元上司も愛用
どういう訳か元上司とはメガネのフレームが同じだったりするのだけれども、モレスキン手帳に関しても同様である。
私が人事異動で現在の部署にやって来た時、正直に告白すると、なんともバツの悪い思いをしたものだ。
その元上司は4/1付で異動してしまったのだけれども、先日出張でお出でになった際、にわざわざ私のところへ立ち寄って下さった。
彼のことだから私がモレスキン手帳を机の上に置いていたことに気付いたと思うけれども、少しだけ私には身分不相応な気がして恥ずかしかった。
彼は昔からずっと使い続けている。会議の時などは、モレスキンノートで丹念なメモを取っていた。
さて大体、こんなところだろうか。
“百聞は一見に如かず” という諺があるけれども、ともかくモレスキン手帳は使ってみないと真価が分からない。
少しでも興味があったら、ともかく一度試してみることをオススメしたい。
P.S.
何冊も購入する場合は、罫線タイプは米国Amazonで購入すると良いかもしれない。なぜかAmazon Japanでは、2018年12月29日時点では罫線タイプのみ取り扱い対象外となっているらしいので。
(どこから購入しても同じだと思うのだけれども、どうも評価レビューを眺めているとAmazonから購入して安心したい気持ちになって来る)