モンブラン

【まとめ】モレスキンで使用した筆記具たちへの感想(裏写り/かすれ)

既に先日の記事で、ヒツジ執事の場合はモレスキンPocketサイズ版ノートと三菱ジェットストリーム(0.5mm)が最強組み合わせだと言い切りました。

ただしこの組み合わせが最強なのは、文豪ストレイドッグス(文スト)の太宰治さんのような作戦参謀であるヒツジ執事のような者に限定されます。なぜなら、普通の人は、滅多なことでアイディアメモは作成しないでしょうから。

そこで今回はヒツジ執事の用途に拘らず、今まで使った筆記具とモレスキン手帳との相性(長所/短所)について語りたいと思います。

最も確実なシャープペンシル

モレスキンノートは一見すると普通の紙に見えますが、実はFSC認証中性紙を採用しています。

公式サイト:モレスキンの歴史

モレスキンと同様なノートでも同じような紙を採用しています。そのためにこれらのノートでは、裏写り/かすれといった事態に遭遇することが多いです。

これに対して最も効果的なのは、シャープペンシルや鉛筆です。トムハンクス主演のダヴィンチ・コードという映画では、彼はファーバーカステルのエボニーというシャープペンシル(0.7mm)で、モレスキンPocketサイズ版ノートにメモを書き込んでいました。

ヒツジ執事が10年くらい前にモレスキン手帳を確認したら、最初のうちはシャープペンシル(0.5mm)で書き込んでいました。

また先ほどのファーバーカステルはボールペンやシャープペンシルよりも、鉛筆で有名な会社です。鉛筆削り付きの伯爵パーフェクトコレクションというシリーズには、数万円の鉛筆セットが存在します。これならばどんな時でも、モレスキン手帳でメモを取ることは可能でしょう。

ただし欠点がない訳ではありません。

鉛筆は、すぐに先端が丸くなります。またシャープペンシルにしても、0.5mmとか0.7mmという太さの文字になってしまいます。かといって、0.3mmだと芯が折れやすくなります。ヒツジ執事も何度か挑戦してみましたが、諦めました。

ちなみに我が家のお嬢さまが書き込むと、下記画像のようになります。

水性ボールペン

ヒツジ執事によるモレスキン手帳への水性/ゲルインキボールペンの経験談は少ないですが、これには理由があります。

実は昨年は、LAMYボールペンにSARASAの0.5mmを装着して利用する機会が多かったです。そのペン(SARASA)でモレスキン手帳に書き込もうとしたのですが、殆ど全く歯が立ちませんでした。数文字書くと、掠れて読めなくなってしまったのです。

このため本サイトでは、水性ボールペンやゲルインキに関する記述は皆無に近い状況です。

(そのうち気が向いたら、試すことがあるかもしれません。ただし油性ボールペンでも低粘度だとチップが大きくないと辛いので、あまり期待出来そうにないと感じています)

油性ボールペン

万能なモンブラン純正芯

モンブランの純正芯(ジャイアント・リフィール)は、おそらく筆記具の最高峰だと言って良いかと思います。万年筆のようにペンを傾けて書く習慣のあるヒツジ執事にも、難なく対応してしまいました。

書き味も一級です。慌てて速記する時でも、それなりに読みやすい字でメモできます。サインは無論のこと、婚姻届や出生届のように確実に書きたい時には、しっかりとした文字を書くことが出来ます。

先日は20年近く使っていて初めてインク・トラブルに見舞われてしまいましたが、だからといって信頼が揺らぐことはないです。この点に関しては、私よりも文具ライターの小日向京さんのエッセイが参考になるでしょう。

8kmのゴリアット芯

カランダッシュのゴリアット芯は、何でも8kmも書けるとのことです。インクを流す溝が、一般よりも多く6本(確か)確保されているのだそうです。それで書き味の滑らかさを実現しているのだそうです。

「趣味の文具箱」特別編集の「世界のペンブランド」という本によると、高硬度タングステンカーバイド製のボールチップを採用しており、耐久性にも優れるとのことです。そして工場では全品筆記検査をおこない、品質確保に努めているのだそうです。

たしかに6本もインクを流す溝があるおかげなのか、書き味は滑らかです。インクフローも安定しています。素晴らしいです。

文具ライターの小日向京さんも高く評価し、アウロラ・オプティマにはゴリアット芯を装着しているのだそうです。

ただしカランダッシュのゴリアット芯ですが、ヒツジ執事には今一つだったりします。

これはゴリアット芯が悪いのではなく、ヒツジ執事が悪いのです。モンブランへ無理やりゴリアット芯を装着して、万年筆のように傾けて筆記具を持つクセがあることに気付きました。

残念ながら溝が6本もあるためなのか、カランダッシュのゴリアット芯は、モンブランのジャイアント・リフィル(替え芯)のように斜めに傾けて書くことが出来ないのです。このため、どうしても100%満足とは行かないのです。

S.T.デュポンのイージーフロー

三菱ジェットストリームと似た系統のリフィル(替え芯)として、デフィ向けエス・テー・デュポンのイージーフローがあります。これはインクの粘度を40%近く引き下げることにより、滑らかな書き心地を実現しています。

下記の画像が、そのイージーフローです。これはモレスキンのExtra Small (XS) という超ミニサイズ手帳に書き込んだこともあり、ともかく「文字が太い」という印象を受けます。

このイージーフローは相当クセがあり、インクフローが安定しません。使い始めのうちは、過去の記事のように裏写りしてしまいます。

ただし安定して来ると安定して来ます。そして黒くてクッキリハッキリした文字は、メモした内容を気持ち良く読み直すことが出来ます。(下記はポケット版サイズにイージーフローで書き込んだノートをスキャンしたデータです)

緻密な作戦構想を練る時に使うのは難しいですが、ちょっと思いついたことをログとしてメモする場合には、大変に書き心地が良くて気に入っています。あとはペン先を収納忘れた時に、Yシャツをダメにしてしまうことがなければ、もはや何も言うことはありません。

ちなみに三菱鉛筆では、少しでも汚れを落としたい人のために解説ページを設けています。

三菱鉛筆お客様相談室:インクを落としたい(ボールペン)

0.5mmジェットストリーム

これは既に下記記事で紹介しているので、そのメリットは紹介不要でしょう。一種のパラダイムシフトを起こすマジックウェポンです。

モレスキン手帳はPocketサイズ&ジェットストリーム(筆記具)がベスト超小型(Extrall Small)サイズのモレスキン手帳を1冊使い切りました。 その際に、いろいろな目的に利用できるモレ...

そういえば今まで比較したことが無かったですが、下記画像の右下(青文字)が0.5mmジェットストリームです。ノートはモレスキンのExtra Small (XS) サイズです。

万年筆は除外

元万年筆派のヒツジ執事にしては冷たいと言われてしまうかもしれませんが、万年筆は古いものだと気圧変化や温度変化でトラブルを起こすリスクがあります。そういう意味で、書斎や職場でのみ使う筆記具であるとの認識です。

モレスキンの特長は、何と言っても携帯性にあります。そのような観点で見ると、モレスキンノートに万年筆という筆記具は今一つです。申し訳ありませんが、今回は敢えて検討対象外としました。

まとめ (お好きなように)

モレスキン手帳は、自宅と職場だけで使うものではありません。喫茶店だとか、それこそ旅先で利用するものです。

使う人に応じて、その性格が変わるのはモレスキンの良いところです。ぜひ皆さんが気の済むまで使いこなすのに、本記事が少しでもお役に立つことがあれば幸いです。

それでは、また。

掠れは困るが、裏写りは一興