モンブラン

モンブランの替え芯としてジェットストリームやパワータンクを使用中

こんにちは、ヒツジ執事です。

さて私は20年近く、モンブランのボールペンにお世話になって来ました。

しかし最近になってようやく、初めて評判の高い三菱ジェットストリーム(JETSTREAM)を利用する機会に恵まれました。ぼちぼちデータが纏まって来たので、今回は注意事項などを中心とした使い方を紹介させて頂くことにします。

なお改めて痛感したのですが、どんな姿勢(仰向けなど)になっても書き続けることが可能な三菱パワータンクとモンブランの組み合わせは頼もしいです。

そしてジェットストリームはモレスキンのノート(通称:魔法のノート)への書き心地がバツグンです。

で、結論として、何本も持ち歩いています。(2019年8月14日時点)

「どうしてそういうい結論になるのか?」へのご回答は、以下のレポートをご覧ください。

レベル1:互換リフィル

本数が売れているボールペンには互換リフィルというものが存在します。モンブランの純正芯(ジャイアントリフィル)と全く同じ形状の替え芯です。これはモンブランとは関係のない会社が製造しています。

なぜなら “売上=販売本数x販売価格” でして、高価で本数の出ているボールペンであれば、替え芯製造も立派なビジネスになるからです。

なおモンブランの場合はクロスと異なり、日本国内でも互換リフィルが幾つも販売されています。しかし残念ながらジェットストリームを販売する三菱鉛筆では、モンブラン用の互換リフィルは製造していません。

ちなみに私も下記のように、過去に幾つかの互換リフィルを購入してみました。しかしモンブランの純正リフィルに匹敵するものは存在せず、互換リフィル路線は諦めることにしました。

(2019.1.17追記)
互換リフィルではないけれども、下記記事のように、タンク式のパーカー互換ジェットストリーム替え芯の装着に成功しました。

モンブランの油性ボールペンでパーカー互換芯のジェットストリーム替え芯さてモンブランの油性ボールペンでも、三菱鉛筆のジェットストリームやカランダッシュのゴリアット芯を使いたいという人は多いかと思います。 ...

レベル2:互換アダプタ

さてモンブランのペン先の穴は、4c芯が通過できる程度の大きさがあります。この点に目を付けた会社が “互換アダプタ” というものを製造/販売ししています。

これはモンブランの純正芯と同じ形状の “アダプタ” に、ZEBRAや三菱ジェットストリームの4c芯を装着する方式です。そして互換リフィルと同じように、モンブランの替え芯として利用するというアイディアです。

利用者としては無名の製造業者による互換替え芯よりも、ZEBRAや三菱鉛筆の4c芯の方が信頼できます。そうしてアダプタ製造業者からすると、販売本数は減ってしまうものの、ボールペンのインクなどに関する知識は必要ないという嬉しさがあります。

ちなみにジェットストリームだと、0.5mmと0.7mmの4c芯が製造/販売されています。これらがモンブランでも利用可能となるのです。嬉しいことです。

ただし4c芯には2つの課題が存在します。

1つ目は相当悩ましいです。芯が小さいためなのか、インクフローが安定していないのです。

これはコクヨのノートに書き込むような場合には問題とならないけど、モレスキン手帳のような表面加工された紙の場合には、文字が掠れて書けなくなるといったトラブルの原因となるのです。

ただしある程度書き込みに使用し、使用前は芯を温める等の工夫をすれば、掠れるようなことは発生しなくなります。

この現象はZEBRAとジェットストリームの複数芯で、2冊のモレスキン手帳で発生しました。再現率(トラブル遭遇率)が高いと言って良いでしょう。

2つ目は、1つ目に比べると些細な話です。4c芯の軸径は、モンブランのペン先の軸穴よりも相当小さいのです。

このため年季の入って軸穴が摩耗したボールペンのように、書く時にカタカタと音を立てることがあるのです。これを防ぐには、芯の先端を数mm角のセロテープでカバーする必要があります。もしくはセロテープではなくて、透明マニキュアを塗るといった対策が必要となります。

レベル3:自作アダプタ

さて4C芯とモレスキン手帳の相性は、どうも今一つのようです。

というか、映画ダヴィンチ・コードでは、モレスキン手帳とシャープペンシルという組み合わせでした。これはモレスキン手帳が旅行作家に愛用されるように、携行用ノートとして特殊加工されていることが原因かもしれません。(オマケに長期保存できるように、中性紙が採用されていますし)

いずれにせよ私の場合は4c芯では辛いので、プラスチック芯のジェットストリームを “自作アダプタ” で使用しています。既に数本ほど使い切りました。

このプラスチック芯を利用するのは結構面倒で、プラスチック芯の先端をカッターナイフで削る作業も必要となります。あまり生産的な行為ではありません。また4c芯と同様、セロテープや透明マニキュアの塗布作業も必要となります。

ただしプラスチック芯のジェットストリームには、1.0mm芯が存在する。つまり嬉しいことに、1.0mmというM(中字)も利用可能となるのです。0.38mmを使うことも可能です。

なお “自作” アダプタ方式の場合、三菱パワータンクSJP-7(0.7mm)やSJP-10(1.0mm)を利用することも可能です。いずれもタンク式の金属芯です。

ちなみに三菱パワータンクにしても、リフィルの先端をセロテープでカバーするとか、透明マニキュアを塗るといった作業が必要になります。また上記の画像のように、リフィルのの後端に”下駄” を履かせることも必要となります。

とはいえ、下駄は一度製作すれば、何度でも使い回すことが出来ます。セロテープやマニキュアも、そんなに手間のかかる作業ではありません。

この程度の作業で、加圧式タンクのリフィルが利用可能となるのは嬉しいことです。三菱パワータンクは加圧式であるおかげで、仰向けになって書くことも可能です。濡れた紙に書くことも可能だと評判です。もちろんモレスキン手帳にも、全く問題なく書き込めます。

このような高評価は、Amazonや楽天などの評価レビューをご覧になれば、お分かりになって頂けるでしょう。私としても、モンブランで最もオススメしたい替え芯(リフィル)は三菱パワータンクSJP-7となります。

レベル4:本体の改造

さてここまでやると完全にメーカー保証外になってしまうのですが、本体を改造するというアイディアもあります。

ジェットストリームに限らず、ボールペンではタンク式の替え芯(リフィル)のインクフローが最も安定しています。

そのタンク式のジェットストリームであれば、モレスキンのポケットサイズ手帳にも、全く何の問題もなく利用できることが分かっています。

別に0.7mmでなくてジェルタイプ(ゲルインク)並みの0.5mm径であっても、何の問題もなくモレスキン手帳に使えます。と、いうか、「メモの魔力」で有名な前田裕二さんや私も、0.5mmを長期利用しています。

ただし残念なことに、タンク式のジェットストリームはパーカー互換芯タイプしか存在しません。そして下記画像のように、モンブランのペン先の軸穴よりも太いのです。つまりモンブラン(ボールペン)側のペン先の穴を、棒ヤスリで拡張する必要があるということです。

なおクロスの場合は、インクの自由度を得るためには改造作業が必須となりました。しかしモンブランでは上記のように、必ずしも必須とは言い切れません。使い方(運用)でカバーすることも可能なのです。

もしかしたら、そのうち三菱鉛筆がモンブラン用の互換リフィルを製造/販売してくれるようになるかもしれません。

それに、最もオススメである三菱パワータンクは、そのまま(無改造)で利用可能です。

私的都合だけれども、現在はモンブランが使いにくい環境となって、ファーバーカステルをメインに使っているという事情もあります。

以上のような事柄を踏まえると、おそらく可能だとは思うけれども、実際に改造してしまうのは躊躇してしまう状況です。

なお実際に改造作業をやったとしても、特に困ることはありません。

軸穴とリフィル径の差をセロテープやマニキュアでカバーすれば、改造してしまっても純正リフィルや三菱パワータンクを利用できるのです。

[2019.8.14] 今ではリフィル先端の金属部分をヤスリで削って、リフィルのサイズをモンブランの軸穴に合わせています。タンク式ならば数か月に一度の作業で良いので、貴重な時間を無駄遣いせずに済みます。

おおよそ、以上です。

それから冒頭画像を見るとお分かりになって頂けるかと思いますが、モンブランを意味する “ホワイトスター” を、塗り潰して見えないようにしているボールペンが何本も存在します。

これは会社業務でない用事で某所へ赴く時、モンブランだと一目瞭然になっていると都合が悪いことを指摘された為です。それに対する「対策」です。

ちなみにホワイトスターを塗り潰している、コンクリートにも書き込めるという特殊マジックマッキープロを使っていました。そして現在では百均の黒マニキュアを使っています。

私のような昔からの保有者からすると、昔はモンブランはクロスと同じように名の知れたブランドだったけれども、高級ブランド品として顰蹙を買うようなことは無かったです。今は勘違いされることが多く、哀しい限りです。

ちなみにAmazon、楽天、Yahoo!等を閲覧すると分かりますが、20万円以上するボールペンも相当売れています。それでもモンブランが高級ブランド品と見做されるのは、モンブラン側のブランド戦略や、最近の商品価格設定にあると言えるでしょう。

いずれにせよ、ここまで著名なメーカーであれば、三菱ジェットストリーム相当の互換リフィルの出現してくれないかと、ついつい期待してしまう部分もあります。

なおモンブランの場合、廃番となったジェネレーションであれば、ローラーボールタイプではSARASAもシグノも利用可能でした。おそらくマイスターシュテュックやスターウォーカーのローラーボールタイプでも、これらのジェルタイプ(ゲルインク)が利用可能かと思います。

それにしてもブランド物のボールペンというのは、使い勝手が全てではありません。

使い勝手だけが問題であれば、百均で販売されている “モンブランのそっくりさん” にジェットストリームを装着してしまえば良いでしょう。

そういう訳にはいかないので、モンブランの油性ボールペンでジェットストリームを使えるようにしようと、あれこれ悩むことになる訳です。

  • レベル1:互換リフィル購入
  • レベル2:互換アダプタ採用
  • レベル3:自作アダプタ製作
  • レベル4:本体の魔改造

まとめ

軸穴部分の非互換性は本当に困ったことです。

正直言って、自分がメイン筆記具として利用しているの何ですけど、新規ユーザにモンブランの油性ボールペンをオススメすることは出来ません。今回のような経験例を踏まえると、リフィルの選択肢に自由度の高いパーカー系のボールペンがオススメとなります。

もちろん一番のオススメは、個人的な満足に過ぎないとは分かっているけれども、現在の私がメインで使っているボールペンです。

“たかがボールペン一本” だけれども、不思議とやる気になって仕事が捗ります。

長い目で見れば、私にとっては買うだけの価値はあったと満足できる “相棒” なのです。

本当に悩ましいですね。

それでは、また。

新規購入はパーカー系を推奨