モンブラン

モンブランPIX油性ボールペン(& ジェットストーム)は恥だが楽で良い

キングダムノートさんで、グレーのモンブランPIXボールペンが販売されていました。

昨日は先代モンブランPIXというか、ジェネレーションを忘れてしまい、今一つな調子で仕事をする羽目になりました。

そこで今回は、改めてモンブランPIX/ジェネレーションの魅力を語ってみたいと思います。

モンブランPIXとは

文具ライターの小日向京さんがエッセイを執筆なさっています。

材質はレジンなので、ヒツジ執事でも滑らずにしっかりと握ることが出来ます。小日向さんは圧倒的な質感と表現していますが、素人目には「ただの細軸ボールペン」です。

実家の義父が保有していたモンブラン・コレクションを見たことがある者からすると、「昔の角張ったデザインを復活させたので、昔使っていたPIXという名称を復活させたのでは?」と思いたくようなデザインです。

モンブランも商品戦略として、主力製品以外は定期的に入れ替える必要があります。そうしないと、既存のモンブラン利用者がボールペンを購入してくれません。

泣く泣く人気だったジェネレーション・シリーズを廃盤にして、PIXシリーズを立ち上げたような気が、なんとなくしないでもないです。ただしカラーバリエーションの豊富さは、しっかりと時代のニーズを捉えているような気がします。

この点は流石だと思います。モンブランとしてはリーズナブルな価格設定だし、何本も揃えたくなるお金持ちもいるかもしれません。

ちなみに「PIX」とは、モンブランが1930年代に製造開始したメカニカル・ペンシル(シャープペンシル)に使われていました。現在では当たり前のシャープペンシルも、当時は「驚くような画期的製品」でした。広告にも力をいれたおかげか、モンブランの主力シリーズの一つになりました。

その後にPIXは、ラインアップにボールペンが加わり、マイスターシュテュックのキャップリングにもPIXと刻印されるようになりました。

そういう意味でも、デザインに加えて名前も懐かしい筆記具だったりします。

収納しやすい細軸

冒頭画像のように、細軸のモンブランPIXやジェネレーションは、ペンケースに何本も収納することができます。これがスターウォーカーのような最近流行の太軸だと、ちょっと躊躇してしまいます。

繰り返しになってしまいますが、モンブランにしてはリーズナブルな価格設定をしたシリーズです。このためもあってか、遠慮なくペンケースに纏めて収納することが出来ます。

もちろん細軸であるけれども、モンブランで標準的なジャンボ・リフィルを採用しています。このため下記記事のように、その気になればいろいろな替え芯(リフィル)を使用することが可能です。

モンブランの替え芯は純正芯がオトクだけど、ジェットストリームも可能今までモンブラン油性ボールペンで4C芯リフィルアダプターを利用するには飽き足らず、パーカー互換芯(G2芯)のジェットストリームやデフィ向...

もちろん、低粘度インクで有名な三菱ジェットストリーム替え芯(リフィル)を利用することも可能です。

軽さは正義

モンブランPIXもジェネレーションも、純正芯の「ジャイアント・リフィル」を装着した時には20gという仕様です。

しかし下記画像のように、プラスチック芯のジェットストリーム(0.5mm)の自作替え芯だと、17gになります。

軽さでも100円ボールペンに引けを取りません。Yシャツの胸ポケットに、ボールペンを何本も刺せます。何しろ冒頭画像のクロスだと、38gです。2本分に相当するのですから。

ヒツジ執事は首から下げるようなことはしませんが、そういうことをやっても重さが気になることはないでしょう。派手さはありませんし、いろいろなところへ持ち歩いて、気軽に利用することが出来ます。

モレスキン手帳の味方

先の記事で紹介させて頂いたように、0.5mmの三菱ジェットストリーム替え芯(リフィル)を使うと、Pocketサイズのモレスキン手帳に超小文字で記入することが出来ます。

慣れてくると、本当に米粒にマトリョーシカ人形を描く人のように、B5サイズ大学ノートと変らない感覚でモレスキンノートを利用することができます。

ただしこのモレスキンノートの機能をフルに引き出す場合、カラフルに書き込めた方が便利です。たとえ使う場所が少なくても、それが逆に重要箇所の強調に繋がります。

ノートに書き込みをする場合、文字の色を選択できるのは重要です。特に赤はそうです。知り合いに赤緑色盲の人がいますが、彼も赤鉛筆は利用しています。

ヒツジ執事の会社は経費節約のためにモノクロ印刷がデフォルトですが、赤色部分は濃さが違うので、何となく読んでいて強調箇所だと分かります。

「勝負ペン」とか「お気に入りの一本」も良いですけど、日々の仕事に使う場合には、何本も持ち歩けるPIXやジェネレーションは、モレスキン手帳の強い味方です。

そういえばキングダムノートさんでも、PIXを「手帳等持ち歩きにもピッタリのコンパクトサイズ。」と紹介していました。使い手のことを、よくお分かりだなあと尊敬してしまいます。

PIXは恥だが楽で良い

ヒツジ執事はPIXのような細軸でリーズナブルな価格設定にした商品は、カジュアル感あるカラーバリエーションの豊富さもあって、高く評価しています。

しかしこのPIXシリーズを「モンブランらしい重厚感に欠ける」と、あまり高く評価しない方もいるのだそうです。高く評価しないのはともかく、モンブランらしい重厚感に欠けているという指摘に関しては、使い手として「その通り」だと感じます。

そういう意味では「恥」は言いすぎでしょうが、PIXは他人に自慢できる筆記具ではないかもしれません。

でもヒツジ執事は伝説コンシェルジェのようなホテル関係者(接客業)ではありません。実用的に使う立場のからすると、別に「モンブランを使っています」と他人に自慢する必要はないです。

気軽に利用できるPIXやジェネレーションは、逆にお客様や他利用者(上司)との兼ね合いとか、使う場所を気にしなくていです。本当に楽で良いです。

まとめ (当たり前を当たり前に)

モンブランPIXやジェネレーションと三菱ジェットストリームを組み合わせると、本当に気軽にメモを取ることが出来ます。

当たり前といえば当たり前ですが、実はなかなか出来ないことだったりします。少なくとも私の場合は。

「わらしべ長者」ではありませんが、ちょっとしたことの積み重ねが大きな差を生み出すことがあります。一見すると派手でも、実は地道な努力の積み重ねだったというのは良くあることです。

実用性があって愛着や拘りを持てる筆記具であれば全く問題ないと思いますが、PIXやジェネレーションのような細軸ボールペン&ジェットストリームとPocketサイズモレスキンノートの組み合わせは、興味があったら試してみることをオススメしたいです。

それでは。

何もしなければ何も起こらない