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【ネタバレ有】相棒元旦スペシャルとブログ記事の作成方法

毎年恒例のTVドラマ相棒元旦スペシャルが放映された。

国民的TV番組の相棒だけれども、さすがにもう限界であるような気がして来た。その一方で、この番組はブログ記事の作成に役立つように見えた。

そこで今回は、何が限界のように見えて、何が役立ちそうなのかをコメントしてみたいと思う。

  1. 相棒の何が限界か
  2. 相棒の何が有益か

(1) 相棒の何が限界か

相棒とタイトルの通り、この番組は水島豊の演じる杉下右京警部と、その相棒が犯罪事件に取り組むというストーリーだ。杉下右京さんは警視庁の特命係という部署に所属し、特命係長である。その特命係に配属された人が相棒となる。相棒は交代することがあり、現在は四代目だ。

この杉下右京さんは、東大法学部を主席卒業したものの、ある事件によってキャリアの道から外れてしまったという設定だ。捜査/推理能力は高いものの、組織に従わないという問題児である。並外れた記憶力の持ち主で、メモを取るようなことはしない。

部下の相棒が、必要に応じてメモを取る。そして特命係の部屋にあるホワイトボードに、必要事項を記入していく。もちろん写真があった方が良い場合は、写真も貼られる。

右京さんは紅茶を飲みながら、このホワイトボードを眺めたりする。

今回は赤ん坊の誘拐事件で始まったが、途中で四代目相棒の冠城亘(かぶらぎ わたる)も誘拐されてしまった。それで二代目相棒の神戸猛が特別出演するという事態になった。そしてとうとう殺人事件まで発生してしまった。

もちろん犯人は明らかになり、事件は解決し、赤ん坊も無事に保護された。

それでは一体何が問題だったというのだろうか。

そのポイントは、杉下右京さんの相棒が二人も出演した点と、最後の取調室での会話が明らかにしている。

まず相棒二人が出演したのはシナリオ的に妥当なのだけれども、どうしてそのようなシナリオになったのか考えてみよう。

特別出演ということは、費用面でも撮影調整でもマイナスである。それでも実行する必要があるというのは、シナリオライターの影響力や趣味もあるだろうが、視聴率を意識したという可能性が考えられる。もしくは、自分を貫く杉下右京さんが突出した存在になり過ぎて、相棒が二人いないとバランスが取れないという点だ。

そして次に、最後の取り調べ室での会話である。右京さんは、「どうしてそのようなことをなさったのでしょうか。」と尋ね、取り調べされている者が弱者のために行動したことを知る。

そう、杉下右京は組織に属さないとはいえ、警察の者なのだ。そして彼を突き動かすのは、困った人を助けようとする義侠心ではなく、知的好奇心なのだ。

変人タイプの名探偵として有名なシャーロック・ホームズでさえ、彼は困っている人を見ると放っておけない。杉下右京さんには、それがない。彼を動かすのは、知的好奇心と「正義感」のみである。

「杉下の正義は、ときに暴走する」のだそうだ。

こういう御方なので、実は彼には、ホワイトボードは必要ない。ちなみに、シャーロック・ホームズ、エラリー・クイーン、ポワロ、影山執事もホワイトボードは使わない。

ホワイトボードとは、他人と情報や認識を共有したり、調整するための道具である。突出した才能を持つ名探偵には、ホワイトボードは必要ないのだ。あくまでドラマのための小道具に過ぎない。紅茶にしても同様だ。心を落ち着ける等の目的はなく、これも単なる小道具に過ぎない。

そうやって見ていくと、杉下右京という存在の限界が明らかになって来る。

彼は警察の者であると同時に、事件を解決するのではなく、真実を明らかにすることを究極的な目標としている。

彼は、単に知的好奇心を満たすためだけに存在しているに過ぎないのである。だから “相棒” というタイトルになったハズなのに、三代目相棒あたりから、杉下右京の限界をカバーする存在という位置付けではなくなってしまった。

残念だけれども、どんなに社会的問題を取り上げたりしても、この限界がシナリオの選択肢を狭くする。

製作サイドでも少しずつ軌道修正しようとしているように見えるけれども、相当苦労しているように見える。

(2) 相棒の何が有益か

さて今後は完全にブログ執筆の観点で見てみよう。

このような記事まで読まれる方ならば、ブログは読み手を意識して書く等の基本ノウハウは修得済みだと思う。

私が相棒を観ていて感じたのは、先ほどの “ホワイトボード” の存在だ。

ブログ作成のネタを練るのに、ホワイトボードを利用する著名ブロガーも存在する。しかし名探偵たちは、ホワイトボードを使わない。

ではホワイトボードは、必要ないのだろうか?

結論を言ってしまえば、ホワイトボードは必要とも言えるし、必要ないとも言える。むしろ、出来れば使わない方が良い。

なぜなら先ほど述べたように、ホワイトボードは複数名で情報共有や認識合わせ/整理をするためのツールである。

相棒にしても、ホワイトボードを見た角田課長のコメントが、事件解決のヒントになることもある。

しかし名探偵の推理や、ブログの記事作成は個人作業だ。そういう意味では、ホワイトボードは必要ない。

ただし、いきなりアイディアの断片からブログ記事を執筆する人はいないだろう。

むしろ後になって見直しできることもあり、記事のシナリオ段階まで落としたアイディア・メモは必須だと言える。

私は過去にA4サイズのBoston Noteを使っていた。今は廃番となってしまい、下記のノートが人気のようだ。

“ようだ” と書いたのには訳がある。

私は会社員なので、このような “ブログ・シナリオ作成ノート” を持ち歩くのは負担となる。だから今は、下記のようなボードを利用している。

こちらはノートのように纏まっていないので、私のような粗忽者には管理が面倒だ。しかし背に腹は代えられない。

ちなみにモチロン、アイディアはいつでもメモできるように、モレスキン手帳は肌身離さず携行している。

杉下右京さんは事件に必要な情報だけを覚えれば良いが、こちらは思いついたアイディアを忘れないようにメモする必要がある。

道具に頼り過ぎだと笑われるかもしれないが、それで成果を出せるのであれば、笑われるのも出費も構わないと思っている。

ともかく私の目的は、ほんの少しだけでもブログ記事の読み手に「有益だった」という満足度をアップさせることである。

そのためには、利益を削ってでも内容充実に役立つ施策は実施することにしたいと考えている。

それにしても元旦スペシャルの相棒は、実は最後の方しか観ていないが、「有益だった」と満足できるものではなかった。

友人のところでは、中学生(もう高校生?)のお嬢さんも観ているハズだ。今後の “一層の改善” を期待したいものだ。