情報機器

PowerpointでYoutube動画作成するためMacbookを復活

ぱくそた素材

幹部のレベルが低くくて苦労することは、会社員としては避けることの出来ないイベントです。

というか、IT企業なのにIT知識を持たない幹部というのは、日本の伝統芸のようなものです。ビル・ゲイツとかスティーブ・ジョブズのようなトップがいたら、さぞやスタッフは苦労することでしょう。

しかし今までは情報分析屋として華麗にスルーしていた彼らですが、昨今のご時世によって、説明まで全部やらざると得なくなりました。

彼らは説明資料を読むことさえ拒否します。つまり「サルにでも分かるプレゼンテーション」が必要な訳です。

人手不足、辛いですね。ささやかな救いは「本当に分からせること」は必要でなく、本人たちが分かった気になって、私の査定が下がらなければ良いということです。

そこで業務効率化のため、音声説明付きPowerPoint資料をYoutubeへアップすることを思いつきました。

ただし残念なことに、私のiPad Pro版のPowerPointでは、MP4動画を作成できません。そして会社では、機材を購入するような機運はありません。(IT企業のハズですけど、ITを積極活用などしないところが素敵です)

そこで私のMacbook Late 2008に、Windows 10とMicrosoft Personal 365 (Office 2019)を、インストールせざるを得なくなりました。

今回は涙なくしては読めない、旧式Macbookへの最新ソフトウェア導入の顛末記です。

PowerPoint 2019

まず天下のMicrosoft様ですけど、動画作成機能を実装したのは最近のことです。

職場はWindows環境のPowerPoint 2016ですけど、いちおうMP4動画の作成機能が付いている程度です。操作画面が小回り効かないし、ファイル容量も大きくなってしまいます。

Mac版でも似たようなものです。そしてiPadに至っては、そもそもMP4動画を作成する機能すら装備されていません。

だから財布を空にしても、Macbook Late 2008のMicrosoft Office 2013を入れ替え、Microsoft Personal 365 (PowerPoint 2019) へ移行する必要がある訳です。

背に腹は代えられません。Office 2013ならば2022年頃まで利用可能だったと記憶していますけど、泣く泣く最新版Officeへ入れ替えることにしました。

第一ルート(Bootcampアップグレード)

Fateというゲームのように、Windows 10をインストールするのには、何通りかの攻略ルートが存在します。

最もメジャーなのが、「Bootcampアップグレード」です。

MacbookやMacbook Proにはインストール用DVDが付属しています。まずはこういったものを利用して、Mac OSをインストールします。

そしてMac OSのBootcamp機能を利用してWindows 7やWindows 8をインストールするのです。それからMicrosoftのWindows 10インストール紹介ページへ行き、Windows 10へアップグレードします。

素直でシンプルです。私の周囲でも、殆どの者が第一ルートでMacbook版Windows 10を利用しています。

実はWindows 10は旧式Macbookのサポート対象外となっていますけど、さりげなくMicrosoftやAppleが対応してくれています。

具体例では2018年頃にMacHALdriver.sys問題が起こったのですけれども、人知れずにMicrosoftが対応してくれました。そうでなければ、今頃は殆どの旧式MacbookユーザがWindows 10を利用できなくなっていたことでしょう。

私の勝手な予想だと、Windows 8サポート期間の終了と同時に、Windows 10の暗黙サポートも終了します。なぜならMicrosoftには、Windows 8ユーザにWindows 10移行を半強制した過去があります。

だからWindows 8対応Macbookユーザのため、Windows 10を暗黙的にサポートしている訳です。

(私もWindows 8正式サポートBootcampを利用していましたけど、相当強引にWindows 10移行を誘導されました)

そういえば世間的には非公式パッチを適用して、Mac OSを無理やりアップデートしている方々も存在します。例えばMacbook Late 2008に、サポート外のCortanaをインストールしている訳です。

こういった場合にBootcampがどのように動作するのかは、実は良く分かっていません。パッチはMac OSインストール媒体に対して、OSインストール時にハードウェアを誤魔化して伝える役割をします。

しかしハードウェアを仮想化している訳ではないので、例えば日本語ライブ変換は使用できません。これはMacbook Late 2008ではIntelのCPUで新規実装された機能(&API)をサポートしていないためです。

Windows 10上で動作しているBootcampにしても、Micorosoftが暗黙的に対応しているから動作している訳です。その道から踏み外れた使い方をしているので、私としては「分からない」としか言えないのです。

なおサポート対象のはずなのに、Mac OS(EI Capitanなど)をインストールできない事態が発生することがあります。これは「インストール媒体に含まれている証明書の有効期限切れ」という場合があります。

実は私も遭遇したことがありますけど、Macbookの時刻を2015年に設定したら、無事にEI Capitanをインストールすることが出来ました。

古いMacbookを使うというのも、なかなか大変です。

第2ルート(Bootcamp2)

世の中にはOSアップグレードを潔し(いさぎよし)としない強者たちがいます。そのような者たちが挑戦するのが、OSクリーンインストールです。

つまり今まで旧版Windowsが保存されていたデータ領域をクリアし、そこに新たにWindows 10をインストールしてしまう方法です。Windows側のBootcampソフトウェアは、強制インストールすることが必要となります。

例えばAppleではMacbook Late 2008でWindows 10をサポートしていないので、MacOS側からBootcamp機能でWindows 10をクリーンインストールすることが出来ません。つまり第一ルートのような攻略は無理ゲーです。

クリーンインストールしたい場合は、オプションキーを押しながら電源ボタンをONします。そしてWindows 10インストール媒体を装着すると、「Windows 10」と「EFI」が表示されます。

そこで「Windows 10」を選択するのです。「EFI」を選択してはいけません。

そしてインストール先を選択する画面になったらば、旧版WindowsがインストールされているBootcamp領域を指定します。NTFSで再フォーマットしてからインストールすると良いでしょう。

なお「EFI」でなくて「Windows 10」を選択しても、途中で止まってしまうことがあります。私の場合は、新たに購入した新SSDで発生しました。

これはWindowsインストール媒体がSSD内容をチェックして動作していることが原因です。だから新SSDにはMac OSをインストールして、そこからBootcamp機能を利用することが便利なのです。

別にBootcamp機能からサポート対象Windowsを全てインストールする必要はありません。とりあえずサポート対象バージョンのWindowsインストール媒体で、インストール領域の作成すれば十分です。

そうすればオプションキー&電源ボタンONしてから、「Windows」を選択して無事にインストールできるようになります。もしMacOS領域が不要だったら、全領域を削除してしまっても構いません。

ただしMacbookの起動音などはMac OSでないと調節できません。余裕があればMac OS領域は残しておいた方が良いでしょう。

第3ルート

さて第3ルートがあるということは、Mac OSのBootcamp機能に頼らない方法も存在するということです。

そもそもWindowsインストール媒体は、SSDの何を見て挙動を決定しているのでしょうか。汎用インストール媒体なので、Mac OSの有無を確認している訳ではありません。

実はWindowsインストール媒体は、ブート領域をチェックしています。第2ルートでMac OSをインストールしたのは、Windowsインストール媒体に対して、MBRブート方式だと認識して貰うためです。

実はパソコンは、いきなりOSを読み込んで動作するというものではありません。ブートローダーというものが、ハードウェアやOSをコントロールします。Macbookであってもブートローダーと、ディスク側にブート領域が必要となります。

だから別なWindowsマシンを所有している場合は、新ディスクをdiskpartコマンドで「convert mbr」すれば、わざわざMac OSをインストールする必要はないのです。

これが第3ルートです。

第4ルート

ブートローダーを何にするかは、普通はパソコン側で設定します。旧式のMacbookでは、そのような設定画面は公開されていません。

最近のPCはUEFIブートを採用しています。こちらの方がWindowsを速く起動させることが可能です。Macbook Late 2008MBRブートOnlyですけれども、Macbook Pro Mid 2009ならばUEFIブートも選択可能です。

このUEFIブートが第4ルートになります。話すと長くなるので、これは別記事で紹介させて頂きたいと思います。

なおMacbook Late 2008の場合はオプション+電源ONによるWindowsインストールで、「EFI」を選択できる場合も存在します。しかし実はWindowsインストール媒体が、勝手にEFIインストールモードからMBRインストールモードに切り替えています。

インストール先を選択する画面のディスク構成で一目瞭然です。少なくとも私のアルミボディMacbook Late 2008ではUEFIインストールは選択することが出来ません。

たとえ何らかの方法で強制的にUEFIブートを選択できたとしても、その後のデバイス認識などでMacbookが対応していません。

どういう訳かMBRブート方式であっても、タスクマネージャで確認すると仮想化も「有効」となっています。Dockerなどで必要となるIntel VT機能も使えるようなので、個人的にはMBRブートで構わないかと思っています。

まとめ

古いマシンに最新OSをインストールするのは大変だし、機能的な制約も生じやすいです。しかしそれでも未だにMacbook Late 2008は十分にメインマシンとして利用できています。

(メモリも保証外ですけれども、8GB搭載して問題なく動作していますし)

さていつまでMacbook Late 2008が稼働を続けるか。引き続き、機会があったらレポートさせて頂くことにします。

それでは今回は、この辺で。ではまた。

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記事作成:よつばせい