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[ブログの始め方] WordPressブログをオススメしない理由

「ブログで稼いでみたい」という方は多いです。

私もブログで稼いでいる訳でして、その思いは否定したくありません。

ただしどこの世界でもそうなんですけど、本気で稼ごうとしたらば手段を選んでいられません。そして都合の悪いことは黙っていることになります。

特に頭が痛くなるのが、無条件にWordPressブログを勧める人たちです。

IT技術者のハシクレとしては、実はWordPressはオススメではありません。

ブログで生活している人たちが、自分たちの利益目的でWordPressをPRしているというのが真相になります。

(悪意があるないとか、意図的である等とは関係ない部分で)

今回は、どうしてWordPressがオススメでないのかを紹介させていただくことにします。

まずは記事を書く

最初にお断りしておくと、私は「変な人」です。

こちらは15年前に始めたブログです。運営元のココログが開始日を開示しているので、ウソでないと分かります。それ以前からWebサイトを運営し、掲示板にも書き込んでいました。

会社では、プレスリリース(新聞投稿資料)を執筆することもある職場です。世界に対して情報発信することへの恐怖心は大したことなかったです。これが「変な人」の理由です。

(それでも最初は書いた内容に対して訴訟を受けたりしないかとビクビクしていましたけど)

もともとブログはWebログの省略形です。IT技術者が日記のように書くツールから始まりました。

10年以上も書き続けているのは、そういった人々です。もしくは筆記具などの道にハマり、日々精進?している人たちが殆どです。

つまり自分の得意分野を持っている訳です。そうでない場合、まずあなたが最低30記事は書けることを試してみると良いでしょう。

ブログは日記とは違います。書いた内容に責任を持ち、目を通して貰いたいから公開する訳です。

「自分を追い込むのも一つの方法だから、ともかくまずはブログを開設してみよう」という意見には、あまり賛同できません。

あなたがブログに向いていなければ、あなたはブログ運営元やオススメ者に対して、自分のお小遣いを貢ぐだけで終わってしまいます。

そしてこの作業を簡単かつ無事に完了することが出来たとしても、あなたが実はブロガーよりもアフィリエイターに向いているといったことが分かるかもしれません。

Webで情報公開して収益を上げるにしても、何もわざわざブロガーとなり、日記のようなブログ記事を書き続ける必要はありません。

カタログのような内容を書くのに向いた人ならば、ブログよりもWebサイト(アフィリエイター)の方が向いているでしょう。

自分のブログ記事を他人に紹介してくれる検索エンジンにしても、基本はブログよりもWebサイトを優先します。

企業のWebサイトは殆ど内容変更されることはありません。それでも検索結果では上位にランクインします。

「アクセスを得ることによって稼ぐ」場合には、ブログよりもWebサイトの方が向いています。それで最近は「サイト型ページ」というのが流行していたりするのです。

Webサイトかブログか

さて実際に30記事を書き溜めることが出来た人は、自分に向いている運営スタイルが分かって来たかと思います。

それによって運営対象をWebサイトにするのか、ブログサイト(Webログサイト)にするかを検討します。

  • テーマを決めて深掘りしたい
  • テーマはあるけど、気になったことを書き綴りたい
  • 30記事じゃ分からない

テーマというか「特定の広告」を貼って収益を得たいのであれば、先の通りWebサイト型がオススメです。検索でやって来た人が、必要な情報を探しやすいです。

いやいや、「テーマはあるけれども、自分の考えを綴って行きたいのだ」という方には、お馴染みの在来型ブログが向いています。新しい記事から掲載される初期設定になっています。ブログならば、あまり凝ったhtmlファイルを作成する必要がありません。というか、そもそも日記が本来の目的なので、複雑なサイト作成には向いていません。

だからブログサイトは作成するのが楽なのです。そしてWebサイトがボクシングの「練りに練った効果的な一撃(フィニッシュブロー)」だとすると、ブログは「手数で勝負」といったスタイルになります。特に最近のブログは1記事だけでアクセスを得ること(読者に読んで頂くこと)は難しく、最低でも10記事程度は欲しくなります。

(ただし決め打ちの「複数語の完全一致」で検索する場合にはWebサイトもブログも関係ないので、どっちも関係なくなります)

そういえば昔は “ペラサイト” が流行した時期がありました。たった1ページだけのWebサイトですが、それでも検索エンジンで上位を勝ち取ることが出来たのです。上位になれば、アクセスしてくれる人が増えます。

(今ではペラサイトは難しくなったという話を聞きますが、自分で試したことがないので分かりません)

「30記事じゃ分からない」という人は、とりあえずブログにするのが良いでしょう。先ほど紹介したように、ブログはhtmlファイルの形式が単純です。Webからブログへ移行するのはデザインの制約などで難しいですが、逆にブログ記事を元にWebサイトを構築するのは簡単です。

ちなみに最近のブログはそこそこの自由度があるので、サイト型ページにさせることが可能です。私はボールペンのサイトをサイト型ブログで運営しています。(2020年8月9日時点)

ただしブログサイトをWebサイト化するので、どうしても見栄えの点で今一つになってしまいます。ビシッと決めたい人は、最初からホームページビルダーなどのツールを利用してWebサイトを構築すると良いでしょう。(私の親父さんはパソコン音痴でしたが、それでも教えたらホームページビルダーでWebサイトを構築できました)

ただしWebサイトには、残念ながら個人活動する者にとって決定的な弱点が存在します。

Webサイトは構想がハッキリして必要情報が入手しやすいです。だから検索エンジンでも評価される傾向があります。

しかしこれは裏を返せば、新しい情報がドンドン追加されることは無いということです。だから「こんな記事を書きました」とSNSで紹介することが難しいのです。

もともと日記のような記事スタイルにして、継続アクセスユーザ(得意顧客ともいう)を増やすのがブログの基本スタイルです。もちろん検索エンジンで上位を取れるような記事の書き方をすれば良い訳ですが、ちょっと内容が苦しくなって来ます。

ちなみにこれは「どうやってお小遣いを稼ぐか」という基本スタイルにも影響します。広告収入を最大化したい人は、どうしても広告を宣伝する方向の内容となりがちです。自由に書くというブログの本来スタイルとはマッチしません。

10年以上に渡ってブログを続けている人は、有料書籍(note)や著作本で収益を確保しています。そうでなければ私のように、「ボチボチな稼ぎ」に安住しているかのどちらかに二極化しています。

という訳で悩んだらブログで始めて見るのが良いですけど、自分が先々どのようにしたいのかは、折にふれて考えるのが良いでしょう。自動車じゃありませんけど、「ブログは急に変えられない」です。

ブログを選んで公開する

さてここまで話が進んだら、あとは作業するだけです。ブログサービスを申し込んで、ブログを公開します。

ここでようやく本題に入れる訳ですが、ブログを始める人にはWordPressはオススメできません。「たとえお小遣い稼ぎが目的だったとしても」です。

まず今のあなたは「まずはチャレンジしてみる人」です。果たして無事に成果を出せるかどうかは未知数です。センスの良い人はバリバリと成果を出すことが出来ますが、そうでない人は全くアクセスを得ることが出来ません。

センスなどに恵まれて成功したブロガーの紹介記事に刺激を受け、一体どれだけの人が成功したのでしょうか。

私もこのような記事を書くので著名人のSNSを覗いてみることがありますが、「XXさんのおかげでWordPressサイトを立ち上げることが出来ました。これからバリバリと記事を書きたいと思います!」とか、微笑ましい御礼のコメントは山ほど見かけます。

しかし… 毎月1万円だけでも広告収入を得ることの出来た人は少ないです。「ブログ書け!!収益ランキング100」で検索をかけてヒットした記事を読んでみると、ブログの成果を体感できるかと思います。

成功する人は成功しますが、それは一握りに過ぎません。なかなか厳しい世界です。「アタリ」なテーマを持っていれば良いですけど、「自分が好きなテーマ」だけでは成功は難しいです。

そして100記事を書いても思うような成果が出ないと、「どうしたら良いか」と悩み始めます。「良い内容ならば成果が出る」という時代は終わりました。特に必要情報をサクッと得ることの出来ない「雑記ブログ」は辛いです。

それからWordPressは「孤独」です。私は先の通り「はてなブログ」ではなく、古くてマイナーなココログの出身です。しかしそれでもブログを立ち上げた時からコメントや応援を下さる方はいて、「書いている」という実感を得ることが出来ました。

それが… WordPressでは全くないのです。SNSもやっていなかった私には、「絶対的な孤独感と無力感」というのは重かったです。いずれアクセスが伸びる自信があったのにも関わらず、です。

WordPressを立ち上げて数十記事を書いて消えて行く人が、一体どれだけいることでしょうか。いや最近では、1年以上も7桁近い成果を上げたのに、三ヶ月くらいメンテナンスが止まってだけなのに検索エンジンから消え去ってしまった人もいます。

そしてWordPressというのはセキュリティ確保に手間がかかります。油断していると、悪意あるハッカーに「踏み台」とされかねません。WordPressの構築方法を紹介する人を多く見かけますが、今までセキュリティ設定まで解説した人を見たことがありません。

(最近はWordPressサービスの提供元が自ら構築方法を紹介しているので、かなり安心できるようになりました)

ブログを公開するということは連絡先も公開して、問題に対して責任を取るということです。何かあった時に「知りませんでした」じゃ許されません。マナーではなくて、法律でそのように定められています。

このサイトもそうですし、最初に紹介したココログの右下にある運営元注記をご覧いただいても良いです。どのような事情があるにせよ、WordPressサイトの放置は許されるものではありません。

おまけにWordPressは無料で配布されていますが、これは全Webサーバの6割を占めると言われるシェアがあってのことです。一流の開発者には、それなりの給料が必要です。シェアが落ちた時には、有料で利用することになるでしょう。

こういった点で、「はてなブログ」や「ココログ」は制約条件が多いものの、安心して長期間利用することが出来ます。ブログ運営元の広告に我慢すれば、月額無料で継続することも可能です。だから私は、最初からWordPressに挑戦することはオススメしないのです。

いずれ成功したら、誰かが必ず声をかけてくれます。それからWordPress移行を考えることにしても十分でしょう。

まとめ

以上のような理由により、最初からWordPressに挑戦することはオススメできないのです。少し回り道になっても、いきなり海で泳ぎ始めるのではなく、プールのような一般的ブログから始める方が良いです。

それにWordPressを勧めるブロガーさんは「一般的ブログには記述できる内容に制約がある」と言いますが、最初はその制約条件を守って書く練習をした方が良いです。

(広告スポンサーも、過激な記述内容は好みません)

ある日突然、著作権や表現でクレームどころか訴訟を受けるリスクもある訳です。そういった部分を丁寧に指導してくれるのがブログ運営元で、しばらく指導を受けた方が安心できるというものです。

ちなみに… 当サイトは私にとっての「初めてのWordPressサイト」ですが、できれば再構築したい部分(技術的課題)が残っています。当サイトは1記事1記事を最初から公開するスタイルで来たので、残念ながらサイトで売上が定常化するまで欠点に気付きませんでした。

そういうこともあって、当サイトはブログ関係だけにテーマを絞ろうとしています。業者に再構築を頼んでも良いでしょうけど、今は打ち合わせをしている時間も惜しいです。

それでは今回は、この辺で。ではまた。

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記事作成:よつばせい