SAO最新刊25巻 (2020年12月10日発売) 内容を予想してみた

オーディナルスケール

前回の記事で、ソードアートオンラインの最新巻25巻ユナイタル・リング4が2020年10月20日発売だと紹介しました。

どうやって第24巻の最後に遭遇していたピンチを切り抜けるかが気になるところです。(いつものように、どうにかしてピンチは切り抜けることでしょう。おそらく、たぶん)

ソードアートオンライン25巻
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先の記事では展開が予想できないと申し上げましたが、子供から「メモの魔力」を使って、内容を予想して欲しいと頼まれました。

作者自身がワクワクドキドキして書いている訳ですから、私では予想困難だと申し上げました。

が、「そういえばSAOにはサーバ問題がある」と、気付きました。

そこで今回はクラウドのような雲を掴むような状況を、サーバ視点で斬ってみたいと思います。

サーバ視点とは

例えばこのブログ記事ですが、あなたのスマホやパソコンからサーバ・コンピュータにアクセスしている訳です。そのサーバ・コンピュータにブログ記事が保存されています。

具体的には北海道にある「さくらインターネット」石狩データセンタに設置されたコンピュータ群のうちの一台です。Twitterやインスタなどにしても、どこかにサーバ・コンピュータ本体が存在します。

もちろん小説だといっても、ソードアートオンラインでもサーバ・コンピュータ本体が存在します。作者の川原礫氏も、この制約条件をキチンと守っています。

ちなみに先日まで放映されていたTVアニメ「ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld」最終章(2ndクール)に関しても、作者自らがTwitterで解説しています。

オーディナルスケールのエイジが登場した時点で存在が分かっているのは、旧SAOサーバ、GGOサーバ、ALOサーバ、そしてオーグマーのメーカーであるカムラ社(または重村教授)サーバです。

… 小説なんだからテキトーな屁理屈で誤魔化すことも可能なのに、そうしない作者は見事です。そして裏を返すと、25巻もサーバ関連で眺めることが出来るという訳です。

(ちなみにユナがユイと違ってアンダーワールドにダイブできたのは、彼女が旧SAOサーバにあるユウナのアカウント情報を利用したからとのことです。本当に苦労していますね)

ユナイタルリングはどこに

さてアリシゼーション War of Underworld 最終章から、作者は実在サーバの存在という制約が課されていると分かりました。そこでまずユナイタルリングがどこに存在するのかを考えてみることにしましょう。

作中ではネットワークを複雑に経由させているので辿れないとのことですけど、ユナイタルリングを実現するようなサーバ・コンピュータとその計算リソースを消費している訳です。サーバ所有者が了解していないと、ユナイタルリングは存在できないでしょう。

そう考えると、ユナイタルリングを実現している者の存在が限られて来ます。おまけにSAOデータが利用されているので、旧SAOサーバも関係していることが分かります。

公的な存在として、重村教授や彼の研究室のある東都工業大学は関係していないでしょう。そうすると、いちばん今のところ怪しいのはカムラ社ということになります。

そうでなくても相当な技術力です。よほどの規模を持つ民間企業や政府機関でないと実現は難しそうです。米国がアンダーワールドにちょっかいを出すためにやっているならば、ユナイタルリングのようなものは作らないでしょう。

そして先ほど説明したように、GGOやALOが乗っ取られたのであれば、そうだと分かるでしょう。また単にサーバが連結されただけでは、ここまでの性能を発揮するのは難しいような気もします。

(幾ら多数のサーバを統合してリソースを勝手に使えるといっても、さすがにユナイタルリングレベルは難しいでしょう。それにユナイタルリングの開始時点で「サイバー茅場晶彦」はユナイタルリングとは関係していないと説明しています)

こうやって考えると、重村教授を利用したカムラ社が、再び何かを企んでいるような気がします。もしかすると、その動きを米国などが利用しているということもあるでしょう。

そのカムラ社がアンダーワールドを放置しておくことは無いような気もします。カムラ社はゲームに介入するといったゲーム業界的な商売を考えている訳では無いでしょう。

やはり欲しいのはお約束のAIであるような気がします。もしかするとキリトが狙われるのは、トップダウン型AIであるユイが関係しているのかもしれません。

またAIと考えると、今やALOのナビゲーション・ピクシーとなっているユナも狙われているかもしれません。(もちろんサイバー化した二人も狙われる可能性はありますけど、そもそも捕まるような連中じゃないし、そもそも存在すら気づかれていないかもしれません)

とりあえず気になるのは24巻最後のピンチをどうやって切り抜けるかという点ですけど、その場に居合わせたメンバーだけでは克服は困難でしょう。

落とし穴や抜け穴も無さそうですし、味方もいないでしょう。

そうすると… 怪獣大戦争というか、別なピンチの原因とぶつけるという展開になるでしょうか。そして偶然そのようなことが起こる訳ではなく、カムラ社が介入して来る訳です。

どうしてそうなるかというと… そう、「ユイを守るため」です。彼女は素データがキリトのナーヴギアに保存されている訳ですが、今やコピーを作ることなくALOにだけ存在していた訳です。そのALOに戻ることは出来ません。

だからユイがやられてしまうと、カムラ社としては大変に困る訳です。ここまでの騒ぎを起こしている目的がユイやユナという可能性もあります。

だから私は、24巻のピンチな場面は何とかなると思っている訳です。

ま、この予想が当たらなくても、ともかく主人公たちが全滅してしまうようなことは無いかと思います。

(と、書いたら、意外にアッサリとやられたりして)

まとめ

以上がクラウドのような雲を掴むような状況を、サーバ視点で斬ってみた結果です。「メモの魔力」で一般的な小説内容のファクトから入っていませんけど、サーバに気付いたものファクトしてリストアップしていたからです。

ともかく現次世界でもAIが注目されていますけど、SAO(ソードアートオンライン)の世界でもAIが重要になっているという訳です。

どうやってキリトが局面を打開していくかは大いに気になるところです。

しかし作者、次から次へと素晴らしいアイディアを思いつきますね。筆力やストーリー構成力などの諸々で素晴らしいですけど、アイディアにおいても超一流だと尊敬します。

それでは今回は、この辺で。ではまた。

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記事作成:よつばせい