湯川学

【筆記具の贈り物】ガリレオ湯川は”沈黙のパレード”もファーバーカステル?

最新刊「沈黙のパレード」は推理小説として傑作だと思うけれども、Amazonのレビューにあったように、 この本では湯川先生は実に人情味に溢れている。本当に信じられないくらいだ。

“ところが男性客は嫌な顔ひとつせず、メモを取りながら相槌を打っては、彼らが進める料理をいくつか注文したのだった。さらには食べてみて、満足そうに頷く。その様子を見て、常連客の二人組も喜ばしそうにしていた。”

なんと、この “男性客” が湯川先生である。たしかに真夏の方程式の頃からそういった傾向はあったが、かつてのTVドラマ版からは信じられないといった感じがする。

そういえばTVドラマだと湯川先生は冒頭画像のようなファーバーカステル伯爵コレクション(クラッシックコレクション)のアネロを使用した訳だが、これは廃盤商品となってしまった。今後はどうなるのだろうか。”沈黙のパレード” は映画化を想定して描かれているような気がするし、そうなると上記のようにメモを取る場面もある。(まさか映画ダヴィンチ・コードのトム・ハンクスのように、モレスキンの手帳を使ったりするのだろうか)

ところで私は突っ走って同じボールペンを買ってしまった訳だけれども、実は少し困った状況になってしまった。

エコな職場なもので、冬になった今は、ベストを着て仕事をすると快適だ。そうするとYシャツの胸ポケットに、このファーバーカステル伯爵コレクションのアネロ油性ボールペンを入れても気にならなくなる。(きちんとボールペンの名前を書くと、本当に長くて面倒ですなあ)

そして、このファーバーカステルの伯爵コレクションは、ご覧の通りで、ペン先だけでなくて後端も長い。だからベストに簡単に収納できるし、逆に簡単に取り出すことも出来る。別にいつでも筆記できるようにと、机の上に待機させておく必要がないのだ。

書き心地は先の記事のように素晴らしく、使えば気分は “湯川先生” である。基本的には、いつでもどこでも使っていると言っても差し支えない。文房具は使わないと何の価値もないけれども、これは酒の席などで、話のネタとすることも想定して購入した。アネロの中でもエボニー軸は廃番だし、あまり紛失したくない状況である。

もちろん自宅でも使っているため、Mikanお嬢様のお気に入り筆記具としても認定されつつある。冒頭の画像の通りで、実に困った状況になってしまった。(最初は33gという重さに大層驚いていたが、あっという間に馴染んでしまった)

と、いう訳で、ちょうどキングダムノートさんで中古品のギロシエ軸が販売されていたので、ついつい購入してしまった。先の記事通りで、純正品やパーカー互換芯に加えて、ZEBRA 4Cや三菱パワータンクSJP-7等の金属リフィールを使うことも可能だ。したがって、自分の好きな書き心地の替え芯を使うことができる。(そういえば12/7-11ならば、こちらのAmazonサイバーマンデー特設会場で紹介されている方法により、最大10%ポイント還元で購入可能だ)

さてせっかくモンブランのジェネレーションも用意したけれども、会議前の手洗い等では手帳と一緒に持っていると落としてしまう危険がある。しかしポケットに入れたり取り出したりするのは、ファーバーカステル伯爵コレクションの方が使い勝手が良い。そしてジェネレーションの方は赤いインクにして、”赤ペン先生” とすることも可能である。

と、いう次第で、今まではLAMYの水性ボールペンなどを使うことも多かったが、下手するとファーバーカステル伯爵コレクションのギロシェ シスレー アンスラサイトがメインの筆記具となってしまうかもしれない。初めは余計な飾りに見えた後端だったが、まさかベスト着用時には最も出し入れしやすくなるという点には気付かなかった。自分でも驚いている。

さて長々と書いてみたけれども、最近はこのブログは奥様もご覧になっているようだ。果たしてボールペンが1本増えたと知り、どのようなお顔をなさるだろうか。家庭の平和のために、何か考えておかないと。(先日の結婚記念日にも、プレゼントを用意するとか、何もアクションしなかった。うーむ、本当に宜しくない状況ですな)

[2019年1月19日]
ここに書いたことが現実となり、現在はファーバーカステルたち4本がメインの筆記具として活躍している。うーむ。