こんにちは。
地下鉄や快速電車に乗ることもあり、各社の格安SIMを評価する適任者だと思っているヒツジ執事です。
さて家族を養っていると大変なのが、毎月の通信費です。
私は通信費を節約するため、今まで格安SIMで苦労して来ました。
今回は自らの格安SIM乗り換え経験を紹介しながら、何でそんな無駄な時間を費やしているのかを懺悔したいと思います。
なお自分の経験からすると最初は悩まずに適当に契約し、状況に応じて契約会社を見直して行くのがベストという結論です。
それか私、そろそろAuの3G回線契約を4G回線契約へ切り替えようと考えています。
そこら辺の事情も解説してみたいと思います。
ちなみに私、業界関係者じゃありません。英語を使う元ITエンジニア… では無くて、”ヒツジ執事”です。念のため。
MVNOって何?
まず格安SIMと一緒に登場するMVNOっていう用語をご存知でしょうか。
これは “Mobile Virtual Network Operator” の略語です。
携帯通信会社のドコモ/Au/ソフトバンクから回線を借りることによって、まるで携帯通信会社(Mobile Network Operator)のように振舞っていることから、仮想(Virtual)が付いてMobile Virtual Network Operator(MVNO)と呼ばれています。
なにせ御三家があちこちに設けているショップ等の設備が必要ないので、その分だけ投資を軽く済ませることが出来ます。最近話題のノマドSIMもMVNOです。
このMVNOはPHSの時代にも存在しましたが、本格的に立ち上がったのは2011年のb-mobileが最初だと言えるでしょう。私も早々に近所の契約窓口へ赴き、契約をしました。
なぜなら当時は海外へ出かけることを想定していたので、SIMフリースマホを持っていたのです。それでいち早くb-mobileユーザーになることが出来ました。
ちなみに何でそんなに契約する行動が速かったかと言うと、昔から携帯電話料金に苦労していたからです。
奥さんに携帯電話を渡したら、何も知らない奥さんは遠慮なく利用して、気付いたら毎月2万円以上を請求されていた時期もありました。
「に・ま・ん・え・ん」です。
先週は子供が夏休みの算数宿題18ページをやらないまま、「残り3日」となる事件がありました。請求金額を知った時は、それと同じくらいの衝撃を受けました。
(なんか我が家では、なぜか衝撃的な事件が多いです。気のせいでしょうか)
ともかく慌てて従量制契約から、通話/通信無制限の契約に切り替えました。そして私自身は最小プランでの契約に変更したのです。
そう、通信データ量や利用インフラが全く変わらなくても、契約内容によって大幅に利用料金が変わるんです。「契約」って、本当に不思議ですよね。
ちなみにb-mobileではデータ通信のみでした。当時は奥さんがガラケーで、私はソフトバンクiPhone 3GSを電話のみで使っていました。それでiPhone 4Sでb-mobileを使ったのです。
奥さんとはメールで連絡を取ることが多かったです。
1年後にはIIJmioへ
さてそんなb-mobile契約ですが、長くは続きませんでした。
BicカメラとIIJmioが協力して提供する “Bic SIM” が始まり、私はBicカメラへ走って契約することになりました。
Bic SIMだと各駅に設置されたホットスポット(無線WIFI環境)が使えたので、その点に惹かれたのです。やっぱりメールだけでは、少し寂しかったです。
ただし最初は便利だと思ったIIJmioですが、段々と我慢できなくなって行きました。
ホットスポットなんですけど、ふと誘惑にかられて地下鉄で使ったら、駅で停車するたびに接続・切断を繰り返すようになってしまったのです。
最初のうちは、外出時にiPhoneのWIFIをオフに設定していました。で、自宅に戻ってiPhoneを使おうと思ったら、WIFIをオンに切り替えるのです。
これ、最初のうちは我慢できました。というか、自宅ではiPhone 3GSを使えば良かったのです。
しかしiPhone 3GSが故障したのを契機に、iPhone 4Sの稼働率が上がりました。そしてWIFIのオンオフを繰り返す日々となり、めんどくさくなってしまいました。
それでせっかく契約切り返したIIJmioですが、契約を止めてしまいました。
ちなみにb-mobileとIIJmioの速度差ですが、体感する程の違いは感じませんでした。
ただしIIJmioの方が、OSバージョンアップ時に対応/非対応情報をこまめに提供してくれていました。当時はAppleがMVNO対応まではやってくれなかった時代で、なかなか面倒だったのです。
価格重視でDTI SIM
さて面倒になって切り替えたのが、DTI SIMでした。切り替えた理由は、「当時は500円/月で、最も安かったから」です。
ただしさすがにb-mobileやIIJmioの約半額で、「安かろう悪かろう」でした。当然と言えば、当然ですよね。
それでもメールは、問題なく使うことができました。
ただしWebは遅かったです。特に電車に乗っている時は、全く使えないと言っても良かったです。

まあ遅いからこそ、毎月500円の契約範囲を越えずに済んだと言えるかもしれません。
DTIは1年くらい使ったでしょうか。
そのうちにメールで直ちに連絡を取る必要のある人物が、ほぼ奥さんくらいとなってしまいました。
で、「だったらSMS(一通3円くらい)と大差ないのでは?」と思うようになり、DTIも解約してしまいました。
まるで名探偵エルキュール・ポアロの登場するアガサ・クリスティ執筆の、「そして誰もいなくなった」のタイトルのようです。
「そして(契約は)何も無くなった」です。
Au電話回線のみ
いや、「そして何も無くなった」は正確ではありませんね。その頃はAu電話回線が残っていましたから。
これは友人Aから悪知恵を授けられたのだと記憶していますが、当時はiPhone 5 + Au電話回線(LTE)でした。
これはソフトバンクからAuのiPhone 5に切り替えた後で、契約変更することによって実現しました。
悪知恵を付けてくれたのは、なぜか電話契約に情熱を燃やす友人Aです。
先週もiOS 13対応しないという理由で、iPhone 6PlusからiPhone 8へ1円MNPしました。今でも1円でiPhone 8を調達できる可能なんですねー
それはともかく、奥さんとはSMSだけで十分でした。LINEなど全く使いません。
それでiPhone 5ユーザーとして、2年くらい過ごしたでしょうか。
この期間だけは、静かだったと言えるかと思います。
そして0SIMへ
しかし「見た目だけスマホ(iPhone 5)」という平和な日々にも、終わりが訪れました。
それが “0SIM” の登場です。
iPhone 5が「ただの電話機」から、再びスマホに戻る日がやって来ました。
もちろん0SIMとAuのSIMカードを併用することは出来ません。泣く泣く、Au契約をLTEから3G回線へ切り替えました。
これは本日時点でも続いていて、私はAuの3Gガラケーを毎日持ち歩いています。
0SIMは下記記事のように、予想外に活躍してくれています。

メール、LINE、乗換案内、Twitterに留まらず、なんと最近ではWebも使えます。
サンツォさんやマクリンさんのようなGoogle Page Speed Insights上位者だけでなく、ヒトデさんの「今日はヒトデ祭り」のようにスコア50を越えていれば、特にストレスなく記事閲覧することが出来ます!
スマホはiPhone 6Sに切り替わっており、iOS 13でも大丈夫です!
まだ暫くは使えそうです。(^_^;)
まとめ(最近はYoutube動画も)
さて状況に応じて対応して来たとは言え、我ながら何度も乗り換えしたものだと感心します。
しかし自業自得ですけど、友人Aも乗りかえが多いです。
ちなにみ最近ではBiglobeがエンタメフリー・オプションとやらを提供していて、Youtube動画も手軽に見ることが出来るそうです。
またノマドSIMでも、動画を自由に見ることが可能です。
ちなみにドコモ/Au/ソフトバンクも、漱石さんお二人/月程度のお手軽コースを提供してくれるようになっています。
5G回線がサービス開始されるのに3G回線ユーザである私などは、これを機会にお手軽コースへ契約変更しても良いでしょう。
(必要だと思ったら、ノマドSIMを契約する、と)
少しずつですけど御三家の契約も貧乏人に優しくなって、かつて2万円/月を払っていた者としては嬉しい限りです。(くどい?)
ではまた。