骨にひびが入った影響が今も残っているという話 (湘南日記)

某月某日、特にケガもせずに無事に一日を過ごせた。ありがたいことだ。

「ついにサバゲーにまで手を出してる……」
と友人から言われたけれども、それはそれで悪いことではないと思う。

ちなみに今の僕は、左腕の肘の部分に痛みを抱えている。
在宅勤務の合間に、子供時代に読んだエイリアン黙示録に登場したCZ75を仕事部屋でコキコキやっていたら、やり過ぎてしまったらしい。

いや、やり過ぎというのは適当な言い方ではないかもしれない。筋トレとしては、もっとやった方が良いくらいだ。
実をいうと小学校六年生の時に、左ひじ部分の骨に、ひびを入れてしまったことがあった。
英語で表現すると、”get a hairline fracture” というヤツだ。一か月以上も、三角巾で左腕を吊るして過ごす日々が続いた。

その後でリハビリとして筋トレを真面目にやらなかったから、左腕は昔から筋力不足なのだ。握力も低い。
だから時には、最初は少し筋肉痛になるくらいの負荷をかけて筋トレをやった方が良いのだ。CZ75は中古品を格安で調達したので家計への負担は殆どないし、これで良いのだ!
(トリガーを引いたままコキコキすれば、騒音も出ない。完璧だ!)

そういえばサバゲーといえば、76歳でも参加しているおじいちゃんがいる。
写真を拝見した。
彼の場合は40歳の頃に医者から運動を勧められて、初体験したとのことだ。
なんでも定年退職するまで、NTT東日本で働いていたとのことだ。

ともかくケガや病気をすることだけは避けて、「無事これ名馬」と行きたいものだ。そうでなくても、ストレスの原因はいくらでも転がっている。

まず本日のストレスというと、子供の教育費だ。
家人から説明があった。
まず二月は三月分も学費を納める必要があるということで、加齢に… いや華麗にジャブをクリーンヒットされてしまった。二発目としては、学校行事の英語研修費用を支払う必要があることを、ボディブローとして決められた。

そして三発目… トドメとして、修学旅行の支払いも二月にあると言われ、見事に右ストレートを頂戴してしまった。なんだか試合終了のゴングが聞こえたような気もするけど、あながち間違いではないような気もする。

いかん、ツラいことを思い出してしまった。
ここは綺麗な夕日でも、思い出すことにしよう。

おまけにスマホをいじっていたら、なぜか献血アプリが参照できないことに気がついた。
それで設定し直したけれども、その際、我が神奈川県では血液が不足している状態であることを知っってしまった。
うーん、このところ感染者が多く、救急車も走り回っていた。それで今年は一月の終わりになっても、深刻な血液不足(特に僕の血液型であるO型)が続いているらしい。

うーん。
お知らせには「非常に困っています」と表示されている。
しかし僕は、昨年の十二月に400ミリリットルの献血をしたばかりだ。来週には成分献血が可能になるから、せめてそれだけでも貢献するか……

会社にしても、僕の仕事は充実していた。
大至急で依頼された仕事は午前中でサクっと片付けることが出来て、午後からはIDCジャパンさんのセミナーを聴講した。
これは大変に有意義だったので、さっそく聴講レポート作成して展開した。
超ベテランのオジサンだから、このくらいのパフォーマンスは朝飯前なのだ。
えっへん!

しかし我がIT業界はというと、今日もインテルからボロボロな四半期決算が発表された。昔会ったことがあるような懐かしさのあるゲルシンガーCEOも、さすがに笑顔はない。
その昔に彼とは飛行機で同席したような記憶があるので応援しているけれども、さすがに昨今の経済状況では厳しい。
IT業界でもソフトウェア分野はそんなに悪くないハズなのに、今日は独SAP社からも3,000人のリストラ発表があった。

そういう状況だから、無事にケガや病気をせずに一日を過ごせたことに感謝する次第なのだ。
一人で閉じこもってボッチ君になり、エイリアン黙示録のCZ75をコキコキして左腕を鍛えるのは「大変に好ましいこと」なのである。
(つい懐かしくて、図書館から借用してしまった)

エイリアン黙示録

ちなみに骨にひびが入った理由は、「押し入れ秘密基地」の2階から飛び出そうとして、壁から出ていた釘に靴下を引っかけて、左肘から墜落してしまったことが原因だったりする。

靴下が引っかかったままだったので、逆さ吊りのように、無様な姿勢になってしまった。その光景を目撃した母親は、子供の悲劇にも関わらず、腹を抱えながら声を出して大笑いしてくれた。

僕としては「出るクイは打たれる」ではなくて、「出るクギに打たれる」と言いたいところだが、全ては大昔の話だ。
某アニメの「今日はちょっと楽しくなかったけど、明日はきっと楽しくなるよね、ハム太郎?」を思い出しながら、さっさと寝ることにしますかな。

(なんか後ろの方で、「へけっ!」と反応しているヤツが若干一名いるような気がする……)

それでは今回は、この辺で。ではまた。

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記事作成:小野谷静