WordPressのLightningテーマ設定ログ

当ブログは、最近人気のWordPressで構築されている。そしてデザインには、JINというテーマを採用して … いた。
が、思い切ってデザインをLinghtningというJIN公式テーマに変更することにした。理由は人間に喩えると、「性格の不一致」である。今までも小さなことはあったけれども、今回はスッパリと手を切った方が良いかな、と結論した。
もちろん人間と同じく、WordPressのデザイン(テーマ)を変更するには、大変な労力が必要だ。あれこれと諸手続きというか、山ほどの設定変更が必要となる。

だから人間と同じく、できるだけ使い続けた方が望ましいんだけれども、もはやJINとの溝は埋めることが出来なくなってしまった。
と、これだけでは気が済まないので、Lightningへ移行する胸中の吐露と、作業ログを残しておくことにする。最近は歳のせいか、どうも忘れっぽくなってしまいましたな。やれやれ。
(今日は親父さんの誕生日なのだが)

JINを離れる理由

ニフティのココログからWordPressへ引っ越してみた時は、右も左も分からない状態だった。だから若気の至りというか、見た目が美して、さらに設定が容易な “JIN” というテーマを即決で採用した。
「女性に大人気」が売り文句だ。たしかに素人でも簡単に、オシャレなデザインが可能である。と、いうか、そもそもデザインする必要が殆どない。すでに家具付きで出来上がったマンションとか、戸建て住宅を購入するイメージに近い。
ともかくJINのおかげで最初のうちは、記事作成に集中することが出来た。ココログでは800記事くらい作成したけれども、JINでも2年間で500記事以上は作成したと思う。その意味では大変に感謝している。

しかし … 全てが揃っていて快適なJINだけれども、デメリット(短所)も存在する。最近はスマホが主流となるようなご時世だけれども、その点があんまり考慮されていない。
そこから生じる致命的なデメリットは、表示速度と画像の標準サイズである。

表示速度に関しては、パソコンでの表示もイマイチだ。JINはアニメーション機能を採用しているので、カスタマイズでOFFにしても、何やら妙に “ぐにゃぐにゃ” と表示されてしまう。そういった表示をする仕様であるため、ブログの表示が “モッサリ” とした感じで始まることを避けられない。
おまけにオール・イン・ワンで全てが提供されているので、その分だけ重い。自動車だって、遅い車をキビキビと走らせることはムズカシイ。十二単の着物を着た平安時代の女性は、さぞ大変だったと思う。なんだか一昔前の住宅や、フォルクスワーゲンやベンツのような外車を見ている感じがする。
ただし … 残念ながら、この傾向が変わることは無いと思う。JINの開発者たちは、素人さんたちを得意顧客と見做しているからだ。最初に1万円だけ支払ったら、あとは無期限の無料サポートという、コンピュータの世界では廃れつつある料金体系なのだ。これを変えるには、”JIN2″ だとか、別テーマで出直すのが常識的だ。
そしてこうやって素人相手に全て提供しているから、不要部分を切り捨てるのが大変だ。機能をストップさせる設定があっても、プログラム自体は残っている。だから全般的に、”モッサリ” とした表示速度になる。
開発チームにしても、ぼくのようなニーズを持つ者に対応するメリットは少ない。だってぼくのような購入済みユーザからは、一番大切な「お金」を貰うチャンスは残っていないのだから。
技術者というのは善意の塊のような部分があるけれども、さすがに根深い問題となると、「それは残念です。ご不満ならば、他テーマに移行するのが良いでしょう」となる。もっともなことだと思う。そして最初に一括で購入代金を貰う方式なので、最後は初心者向けに広告を打って知名度を上げることになる。残念ながらその分だけ、開発費に回す分は少なくなる。

そして二つ目の “画像の標準サイズ” だけれども、アイキャッチ画像が 760ピクセル x 428ピクセル を標準設定として開発されている。最近のMicrosoft PowerPointと同じく、16:9 (横縦) という比率である。
しかし … パソコンは液晶ディスプレイが16:9だから、PowerPointも16:9が理想だけれども、JINはWordPressブログ向けのテーマだ。ブログをパソコンで全画面表示させるユーザーは、そんなに多くないだろう。
おまけにスマホで見た場合、16:9だと縦に短い印象となる。だから写真家のブロガーは、未だに4:3比率を採用している訳なのだ。iPhoneだって、今でも4:3という比率を採用している。昔ながらの比率が生き残っているのは、それなりに理由があるのだ。

このiPhoneが4:3という影響は大きい。
なぜならメールで写真データを送ろうとすると、サイズを質問される。iPhoneで撮影した画像の中サイズは、ちょうど 640ピクセル x 480ピクセル となる。
だからiPad Pro 12.9インチでメール受信したiPhone撮影画像は、そのまま記事に追加できるという訳だ。

特にぼくの場合はココログでも 640ピクセル x 480ピクセル の4:3比率で画像利用している。で、だんだんとJIN用に 760 x 428の画像を作成するのが面倒になって来た。おまけに最近は、横幅768ピクセルだとか、一気に1200ピクセルというブログまで登場している。
こうやって考えると、やっぱり「640ピクセル x 480ピクセル 万歳!」と叫びたくなって来る訳だ。

そしてJINの開発チームは、若いだけあってオシャレな新テーマという分野を開拓した。しかし若くて優秀だけれども、JINだけを専門に開発する小規模チームだと言って良い。
だから販売開始時点では、コンピュータ業界の最新動向を押さえていたけれども、今後もずっと続く保証はない。と、いうか、最近は画像対応が少し遅れているような気もする。

ちなみに移行先のLightningは、ベクターという「オッサン集団(失礼!)」が開発している。「窓の杜」からインプレスへと繋がる、業界関係者にはお馴染みの存在である。
こちらは最新動向を取り入れて、バリバリと変化を続けるWordPress公式認定の標準テーマである。そして住まいに喩えると、「コンクリート打ちっぱなしのデザイナーズマンション」に近い。機能は豊富だけれども、ともかく設定が面倒だ。テスト用に導入してみたサイトでは、どこで何をやっているのかを把握するのに苦労した。
ただしLightningの場合は、不要な部分はアッサリ切り離すことが出来る。だからぼくのように、「見た目なんかどーでも良いから、ともかく必要最低限なことがサッサと出来れば満足だ」といったユーザに向いている。
ちなみにLightningは、コア部分は無料で利用できる。技術的に口うるさい連中には無料で提供して、アレコレと検証テストして貰うという考え方だ。で、手厚いサポートを必要とするユーザには、親切なオプションや有料コンサルテーションを、年間払い方式で提供するビジネスモデルになっている。

こういっては何だけれども、やっぱり長年の経験を活かしたベテラン女優に近いイメージがある。質実剛健を “売り” に活躍する人(Lightning)もいれば、最新の化粧テクノロジーによってアイドル路線を “売り” にすることも可能だ。
で、歳食ったオッサンとしてはJINには感謝しているけれども、変幻自在なLightningに乗り換えることにした訳だ。

作業ログ

さて肝心の作業ログだ。LightningはJINのような機能を実現するには、”必須” と命名されているプラグインを2つ必要とする。
しかしぼくが導入したのは、VK All in One Expansion Unitだけだ。VK Blocksはチャット(吹き出し会話)機能なので、特に使う必要はない。ココログではHTMLで実現してしまったので、必要ならば同じことをするつもりだ。デザイン面でもプログラム面でも、見た目は “美しく” はないけれど。

Lightningでは、WordPressのメディア部分でサムネイル画像サイズを変更すれば、サムネイル画像サイズというか、アイキャッチ画像サイズも変更される。記事一覧などにも反映したい場合は、style.css へ下記を追記する。
なおデフォルト設定のままだと、記事表示部分の “パンくずリスト” がスマホでは少し余計な気がする。これは funtion.php の書き換えで対応可能だけれども、ぼくは素直に記事ごとに表示設定するつもりでいる。
(こういった部分が、JINとは違って不愛想である。でもオジサンには、それが逆に良かったりするのですな)

 .media .postList_thumbnail{
width: 100%!important;
padding-right:0px!important;
}

おまけにJINと違って、無料のLightningとOrigin IIデモでは、スマホでメニューを帯表示させることができない。それで今回はPC/モバイル共通の本体ウィジェットに、縦書きのカテゴリ一覧を追加表示するようにした。

まったくもってして、我ながら不愛想な表示ページである。記事の文章を効率的に提供することに特化しており、「楽しい」とか「見やすい」という要素が完璧に欠落した “しょうにゃん” となってしまった。
ともかくJINではカスタマイズで設定していた部分が、WordPress本体の設定や、VK All in One Expansion Unitプラグインでの設定となっている。なかなかオソロシイ。

ただし不要部分が削られている分、表示スコアはアップしている。それから画像が最新形式になっている点も大きな利点である。
ちなみに記事一覧の画像も上記説明のようにJINライクに大きな表示をすることも可能だけれども、ココログなどと同じく昔風のままにしている。当ブログは文章メインとするつもりなので、あんまり画像でアイキャッチしたくないので。
本当に不愛想だけれども、これは逆に電子書籍化する時には便利だ。Microsoft Wordに記事本文を貼り付けて、さらに画像を挿入すれば、それだけで一冊出来上がりだ。チャットを封印することにしたのも、電子書籍化を意識しているためだ。

とりあえず簡単だけれども以上が、2021年4月4日時点での作業ログとなる。そのうちボチボチと追記していくつもりです。ハイ。

まとめ

WordPress公式の標準テーマLinghtningへ移行する理由と、作業ログは以上の通りだ。ココログと同じくスマホ向けを意識して4:3比率の 640ピクセル x 480 ピクセル画像を採用し、モバイルでの表示速度を大幅アップさせることが出来た。

随分と不愛想なホームページとなってしまったけれども、デザイナーズ・マンションのようなものだと満足している。機能美というヤツは実現したつもりだし、人間というのは慣れるのが早い。リピーターさんも、すぐに違和感が無くなるだろう。

たしかに理想は検索エンジンなどで初めて訪問する人にも楽しめる雰囲気だけれども、JINのままでは逆に、 “モッサリ” とした点が上位表示を阻むようになってしまうかもしれない。ここら辺は、本当に悩ましい。

最後に余計なことだけれども、とりあえずWordPressの世界でJINとの別離を体験したけれども、現実世界ではそんなことはない。人間というのは住宅や自動車のようなモノじゃないので、柔軟に変化しますな。スゴイです。

それでは今回は、この辺で。ではまた。

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記事作成:小野谷静 (おのたにせい)