スターバックスで見た恐怖

とうとう、その日がやって来た!
こんな田舎町にも、スターバックスがやって来たのだ!

スターバックスの新規開店ちゃんと朝の7時から営業している。もうこれで、在宅勤務で寝坊することは無い… ことを期待したい。

それはさておき、ミーハー者としては捨てておくことは出来ないだろう。長らく工事中の看板しか見ていなかったし、さっそく午前7時30分頃の日曜日早朝に突撃を試みた。

でもねえ、わくわくする期待は、もろくも入店前に打ち砕かれた。いやお嬢様が予想していたような、ビル外に出入口が無かったということが理由じゃない。

スターバックスの混雑状況

御覧の通りで、休日の早朝にもかかわらず、お店は大変に繁盛している。テーブル席にはお客さんが…
これで良いの?

何しろ都内では、とうとう1月22日に1万人を突破した。ふつうは自宅で、ガクガクぶるぶると震えているもんじゃないだろうか。我が旧友だったら、この光景を見たらば卒倒してしまうかもしれない。
そんなに賑やかな店内ではないけれども、マスクを外してますねー。珈琲店だから、まあマスクを常着しないよねー
店内、別に一人置きに座るようにとの標識もないですねー
オシャレ優先なんですかねー

こういう光景を見ると、旧友や僕たちのような存在は、世間の感覚と相当ズレていると思い知らされる。
ちなみに僕も店内に突入したけれども、もちろん持ち帰り購入者だし、マスクは厚労省が医療機関向けガイドラインで紹介しているN95だ。(そういや米国バイデン大統領もN95マスクを推奨していたな)

僕の装着しているのは上記にあるEverry N95マスクだ。実際に発熱外来という最前線で戦っている、丼先生が推奨して下さったものだ。
やっぱりN95だけあって、独特の圧迫感がある。しかしその感覚が、安心感をもたらしてくれる。
呼吸をするたびに、マスクにかかる圧力が変化するのが実感できる。
もちろん100%ガードできる訳じゃないけど、スタバで短時間の買い物をするような場合には、頼もしい相棒だ。

それにしても、ガッツリした食事ならば必要不可欠なことだし、黙食だったらリスクは小さいから理解できるけれども、どうして喫茶店で珈琲を飲むのだろうか。別にZoomなどのオンラインなどを使って、雑談しながら飲んだって構わないだろうに。
やっぱり、都内1万人を他人事のように考えているような気がする。一体どうなっているんだろうか。
(まあ1万人ならば東京都1,400万人だから、確率的には1/1400つまり0.1%弱であり、まだ他人事ではある。しかしこれを放置すれば、一気に欧米のようになる。米国だと10人に2人が感染した。そんな状況であっても他人事のように認識しているのだろうか?)

とりあえず法律で明確に禁止されている訳じゃないし、店内で声高に叫び出して注意喚起するような真似もせず、おとなしく自分の買い物だけして帰って来た。
やっぱりスターバックスのワッフルは、ちょっと高めの価格設定だけれども、ボリュームがあって楽しめる。

スターバックスのワッフル

「シロップなどはお付けしなくて宜しいですか」と親切にスタッフに尋ねられたけれども、
「大丈夫。必要ありません」と即答した。何しろ自宅に持ち帰って食べるのである。

店から一分のところに自宅があるから、店内でワッフルを温めてもらい、それを持ちかえれば十分なのだ。
メープルシロップも自宅にストックしてある。
それに最近は珈琲に少しばかり飽きてしまい、紅茶を飲んでいるのだ。
(スターバックスにも紅茶はあったと思うけれども、今まで注文はおろか、メニューに目を通したことすらない)

スターバックの持ち帰り

スターバックスとしても、”お持ち帰り” は、損なことになる話ではない。コチラもスターバックスの新規開店は大満足だ。
ちなみにビル内には王将や大戸屋も存在し、我が家は持ち帰り注文では大変お世話になっている。
自慢じゃないが、我が家の家計における外食依存度は、殆ど外食していないのに数年前よりも増加している。
(ワクチン接種直後に、焼き肉屋には行った)

しかし… そうやって外食産業のお世話になっていると思うのだけれども、どうして店舗での外食に拘る人が存在するのだろうか。
たしかに自宅で食べると後片付けに手間はかかるが、そんなに大した手間ではないあろう。
昨今のご時世を考えると、しばらくはニューヨークのように店内飲食を禁止しても構わないんじゃないだろうかとも思う。
(地球にやさしく、次回はスタバでワッフル頼むのに、「マイプレート」を持参しようと考えている)

そんな訳で、スターバックスの新規開店は大変に嬉しいことだったけれども、同時に店内で恐ろしい光景を目撃してしまった。
この調子だと、まだまだ世間が落ち着くには時間がかかりそうだ。

それでは今回は、この辺で。ではまた。

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記事作成:小野谷静

P.S.
自宅ならば黒ウーロン茶を飲みながら食事することも可能だ。
脂肪吸収をおさえてくれるらしいし、飲み物を選べるのはうれしい。やっぱり「おうちカフェ」、悪くはないと思うのだけれども。
(勉強するならば図書館や学習センターがあるし)