スターバックスは持ち帰りメニューも充実

僕はスターバックで飲食する必要がない。なぜならば自宅にはスターバックスのスタッフみたいな家族がいるからだ。親切で気が利いて、何より笑顔が素晴らしい。

そのようなサービスのおかげで、スタバに逃避したくなるようなことはない。ちなみに奥さんによる感想は、近所に出来たスターバックスは、「ガラス張りで明るい雰囲気は良いけれども、落ち着かない気がする」とのことだ。

(そういえばお嬢様による開店前の事前チェックは十分でなく、ビル外との特別出入口は設置されていなかった。ごく普通の入口だけだ。御覧のように、ビルが10時前から入館可能となり、他店舗が閉鎖されているという具合だ)

どういう訳か、僕が開店後のスタバを偵察した後、なぜか彼女たちもスタバへ赴いた。なんとお土産も買って来てくれて、ひたすら感謝するばかりだ。
(やはりホカホカで温めたばかりのスコーン、いいですなあ)

スタバの巨大スコーン

もちろんこの巨大スコーンのお値段、それなりではある。そしてスコーン代を埋め合わせるために、僕は今まで以上に頑張って働く必要があるという訳だ。
世の中とは、そういうものなのだ。

しかしやっぱりスターバックス、特にこの新装開店したショップは、店舗のきらびやかさに圧倒される。コップにしても、今まで見たことなないような透明ガラス・コップが飾られていた。
(おっさんにとってはハートマークが凶悪だ)

スタバのガラスコップ

ちなみにガラスカップといえば、この2年くらいはガラスカップを常用している。発端はネスカフェゴールドブレンドの瓶に、景品として付いていたガラスカップだ。

やれスタバのプラスチック再利用カップだとか、リチャード・ジノリのティーカップなどを放浪した挙句、最後に辿りついたのが「オマケのガラスカップ」である。僕らしいといえば、そう言えるだろうか。

なお現在利用しているガラスカップは、実は二代目だ。初代はふとした時に、ヒビが入って真っ二つになってしまった。原因は迂闊にも、電子レンジに非対応だったことだ。

耐熱でも電子レンジOKということではないとは、食器の素人には予想さえ出来なかった。

それで現在は二代目として、電子レンジ対応のネスカフェ大沢たかおグラスを利用している。先ほどのブログ記事にも登場したように、丸いガラス製のカップだ。

残念ながら容量的には、270mlと少なめである。上記の画像のスタバ製カップは350ml(スタバのMサイズ)くらい行けそうで、これでキャラメル・マキアート with ホイップクリームなどを飲むのは楽しそうだ。

ちなみに最近のスタバでは食事メニューが充実しているし、特にクッキーなどは早期から充実している。お値段が少し高めに設定されているけれども、サイズやチップを考えると納得感がある。

スタバのクッキー

たしか一枚だけ販売する形態の大型クッキーを取り扱い開始したのは、スタバが最初だったような気がする。電子レンジか何かで少し温めてから渡されるので、ホカホカな上に柔らかくなっていて、独特の触感を楽しめる。

最近ではセブンイレブンが「チョコチップクッキー(ブルボン製)」、ミニストップが「大きなカントリーマアム」を販売しており、大型クッキーは百花絢爛といったところだろうか。しかし先行するスタバは “with Extra Big Smile” をプラ袋の裏側に印刷しており、細部の仕上げが凝っている。ここら辺の「技」には感心させられる。

ちなみにカントリーマアムは、いろいろなことに手を出しているようだ。先日は「まれみさんの休日」なるものが店頭に並んでおり、つい興味本位で購入してしまった。
(もちろん家族は、誰も手を出さなかった。さすがに一人で完食するのは辛かった)

スタバとカントリーマアム

こういうのばかり食べているから、体重的なピンチが続くのだろう。我ながら自業自得である。

そうそう、ピンチといえば、どの大型クッキーも相当凶悪な食べ物だったりする。なにしろ一枚だけで、260~280キロカロリーもある。運動してカロリー消費するのは一苦労だ。
(ガラホの万歩計や、iPhoneなどでチェックすると体感できる。1万歩くらいだ)

かつて敬愛するB.D.M.教授が、午後のお茶会でクッキーを「一枚だけ」食べながら、同僚の研究者たちとディスカッションする習慣があると聞いていた。さすがに身長180cmのアメリカ人でも、280キロカロリーは相当だろう。

たまたま僕が著書で拝見した教授は、それはそれは見事な恰幅(おなかの出っ張り具合)だった。わざわざ本で紹介するだけのことはある。

ちなみに大型クッキーは1枚50g程度で、カントリーマアム10gの5倍程度の威力がある。

  • エネルギー:48kcal
  • タンパク質:0.5g
  • 脂質:2.3g
  • 炭水化物:6.3g
  • 食塩相当量:0.044g

まさに「大型クッキー、おそるべし!」というところだろうか。そういえばスタバにしても、もしかしたら米国の生活習慣から、大型クッキーの販売を開始したのかもしれない。

念願のスタバがやって来て、クッキーも調達可能になったのは嬉しい。しかし改めて、280キロカロリーに脅威を感じる今日この頃である。

(電子レンジで30秒ほど温めてから食べると、もはや別次元の食べ物ですぞ。さあ、あなたも「夜食を消費するために街中を走り回る倶楽部」へ、ようこそ)

それでは今回は、この辺で。ではまた。

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記事作成:小野谷静